Fan Of A Fan』以降のクリス作品

CHRIS BROWN F.A.M.E. RCA(2011)

本格カムバックを飾るべくタイガとの“Deuces”を幕開けに置いた通算4作目。ハウス~EDM系から明朗な漂白ポップ、MJトリビュートまで全方位に魅力を発揮した大作だ。全米6位まで浮上した“Look At Me Now”では速射フロウにて新生面を誇示。 

 

 

CHRIS BROWN Fortune RCA(2012)

前作の振り幅を意識しつつ、全英1位に輝いた“Turn Up The Music”や、アコギで始まる展開からしてアヴィーチーの着想源っぽい“Don't Wake Me Up”などのダンス・トラックに力を注いだ一作。“Bassline”“Till I Die”といったベース・ミュージック路線でのラップも最高だ。 

 

 

CHRIS BROWN X RCA/ソニー(2014)

ディプロと再合体したトラップの表題曲で幕を開ける最新作。アーバン・シーン全体の揺り戻し傾向に則って全体のトーンを整え、タイガ(とウィージー)を招いた“Loyal”、アッシャーらとの“New Flame”が大ヒットした。R・ケリーアリーヤが名を連ねる意味も興味深い。 

 

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