長年に渡ってLAシーンを支えるキーパーソンで、フライング・ロータス『You’re Dead!』にも参加していたマルチ・インストゥルメンタリスト、ミゲル・アトウッド・ファーガソン率いるストリングス・クァルテットの初作。ドクター・ドレのオファーにより結成された(!)という逸話も興味深いが、即興演奏によるスリリングな展開が繰り広げる美しく壮大な音世界はジャンル問わずに聴く者を圧倒する。


 

Dr.Dreの依頼により結成し、Flying Lotusの最新作にも参加した異才:ミゲル・アトウッド・ファーガソンが所属する異色の弦楽四重奏団。全員がクラシック出身でありながらジャズやヒップホップをも取り込んだ魅惑の音楽を繰り出す。そんなポスト・クラシカル・シーンを席捲するであろう彼らが、満を持して解き放つデビュー・アルバムがこの盤。今作で繰り出すのは、美しくも冒険的な即興演奏。2枚組という大ボリュームな時間の中に、異才たちの音楽が縦横無尽に駆け巡る。そうかと思えば綿密に組み上げられた音の層が目の前にそそり立ってくる、そんな構築美すら感じる至極の音楽が詰まっている。