スウェーデン出身のエレポップ・ユニット、ロー・ファイ・ファンクが今年4月に発表した新曲“Pirate Radio”のSeihoによるリミックス音源がSoundCloudで公開中だ。


ロー・ファイ・ファンクはエレポップの名門、モシ・モシから2006年にアルバム・デビュー。北欧出身らしい無邪気なサウンドは、童顔なルックスとともに眩しく映ったものだ。2012年には〈北欧 Music Night〉に出演するため初来日。このときのライヴは凄まじく盛り上がったが、ロー・ファイ・ファンクの3人も、日本滞在中にきゃりーぱみゅぱみゅの存在を知り相当アガってたらしい。〈キラメキ★トキメキ☆エレポップ〉を身上とする彼らが、中田ヤスタカのプロダクションに衝撃を受けるのは無理もない話。今回の新曲“Pirate Radio”には、きゃりーとJ-Popからの影響がモロにフィードバックされており、キラキラ度がグンとアップしている。

 

そういう経緯を辿って生まれた曲を、今度はSeihoが逆輸入リミックス。PCミュージックを例に挙げるまでもなく、日本の優秀なトラックメイカー達は海外の音楽シーンにも影響を与え始めている。とはいうものの、これはちょっと想定外の組み合わせ(しかも相性バッチリ!)。今後はこういうケースがどんどん増えるのかも。