レイラ・ハサウェイをフィーチャーした“Something”でのグラミー受賞も記憶に新しい大所帯バンドが、インパルスに籍を移してメジャー・デビュー。オランダのメトロポール・オルケストとの共演となる今回も、ライヴ録音の産物をスタジオでの編集加工ナシで臨場感たっぷりにパッケージして、オーガニックなバンド・サウンドを存分に堪能させてくれる。人懐っこくもドラマティックな緩急自在のアレンジが流石の凄さ。