ピアニストのフランチェスコ・トリスターノがゲット・フィジカル定番ミックスに登板、非DJらしいミックス作品の可能性切り拓く

2015.07.17

2005年に世界的大ヒットを記録した〈GET PHYSICAL〉のレーベル初期を代表する傑作トラックM.A.N.D.Y. vs. Booka Shade『BODY LANGUAGE』をシリーズ・タイトルに冠した人気DJ MIX第16弾に、クラシック界においても名高いピアニストであるフランチェスコ・トリスターノが登場。緻密かつ繊細な手腕で古典と現代を見事に融合させ鮮烈なデビューを飾った2007年作『Not For Piano』において歴史的名曲《Strings Of Life》をピアノアレンジし収録するなど元来テクノへの造詣が深い彼ならではの拘りが随所に反映された良盤。

高野直生(タワーレコード渋谷店)
intoxicate 2015 June


ゲット・フィジカルの定番シリーズ最新作に登場したのは、ルクセンブルク出身ピアニストのランチェスコ・トリスターノ。DJの手掛けるミックスCDとは大きく異なり、ビートやキックではなく楽曲の持つコード感やメロディーに主眼を置いて展開される。ほぼ全曲を自身の、あるいは友人知人の楽曲で占めることで、完成度の高さはもちろんのこと、ミックス作品の可能性をも切り開いた逸品と言えるでしょう。

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