2011年にウェイン・ショーター・バンドとの相乗りヨーロッパ・ツアーを経て、大御所ショーターへのリスペクトとインスピレーションをもとに活動を本格化させたジョー・ロヴァーノ(ts)&デイヴ・ダグラス(tp)の双頭ユニットによる公式初録音。久々の共演となるフロントのベテラン二人を支えるリズム隊、ジョーイ・バロン(ds)、ローレンス・フィールズ(p)、リンダ・オー(b)が素晴らしく、百戦錬磨で奇想天外なアイデアに溢れるフロント2人と繰り広げるインタープレイが聴きどころ。ショーター自身より提供された書き下ろしの新曲に加え、ロヴァーノ&ダグラスのワイルドな楽曲も魅力。