アルファベットの各文字を曲のモチーフにした2009年の実験的な配信プロジェクト〈A-Z〉(後にCD化)と、2011年のベスト盤を挿んで登場した久々の新作。〈ライヴとスタジオ録音の溝を埋めること〉をテーマに、ストレートでダイナミックなバンド演奏を聴かせてくれる。初作『1977』のような疾走感がたまらない“Cocoon”など、青春味たっぷりのパワー・ポップ・チューンに、思わず〈待ってました!〉と言いたくなったぜ!