クリス・ブラウンからジャスト・ブレイズフライング・ロータスまで多方面からのプロップスを受け、ついにはカニエ・ウェストの『Yeezus』でプロデュースを手掛けるまでに至り、ある方面では頂点に昇り詰めた感もあるハドソン・モホーク。満を持して発表したこのセカンド・アルバムにはアントニーミゲルジェネイ・アイコらのゲストも多数参加。ストリングスを配した壮大なスケールの“Warriors”なんかを聴くと、大きくなったな~と甥っ子の成長を見るような気持ちになって感慨深いです。R&B好みのレイヴ好き、ベース育ちの天才少年が大人になり、メジャー第一線級のサウンドで勝負している姿は痛快ですらありましょう。日本盤ボーナストラックにはCMソングで話題となった“Chimes”も収録。