ブルーイの援護で世界進出を果たしたイタリアの伊達男が、聖夜盤を挿んで2年ぶりに放つオリジナル新作。英語詞の曲を歌うのは前作同様だが、今作では自国の仲間と組み、ディスコ/ファンクのブームにも便乗しつつ、より多面的なアプローチを試みている。ディー・ディー・ブリッジウォーターと共作した欧州風の哀愁バラードやダップ・キングス参加の60sモータウン調も登場。ディープなバリトンは今回も絶好調だ。