時は1975年。キャラデザにメビウスとH・R・ギーガー、特撮にダン・オバノン、キャストにオーソン・ウェルズ、ミック・ジャガー、サルバドール・ダリ、音楽にピンク・フロイドとマグマ。12時間に及ぶSF超大作のメガホンをとったのは『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』のホドロフスキー! 本作は、そんなホラ話のような映画が当然のごとく頓挫していく様を、現在のホドロフスキー他関係者の証言で追うドキュメンタリーである。これが面白くない訳がない! 中でも見どころは、同原作のデヴィッド・リンチ版を見た当時を振り返るホドロフスキーのコメント! お茶目っぷりに爆笑必至!