Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、8月17日~8月23日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
w-inds. 『Blue Blood』 プリンスの某曲ばりにキュート&ファンキーな先行シングルやデバージ調のメロウ・ミッドなど揃えた新作
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2JAPAN
ヒロネちゃん 『きみの死因になりたいな』 大森靖子とも共演済みの19歳SSW、鍵盤弾き語りで剥き出しな初作
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3POP / ROCK
キャンサーズ 『Fatten The Leeches』 ファズ効きまくりの不良な轟音とピュアで甘い女声の鮮やかなコントラストが◎な初作
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4R&B / HIP HOP
ビラル 『In Another Life』 ケンラマ参加&エイドリアン・ヤング総指揮、スティーヴィー〈3部作〉薫らせつつ狂気も覗かせた新作
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5JAPAN
GLIM SPANKY 『SUNRISE JOURNEY』 いしわたり淳治や亀田誠治ら参加、ブルージー&ダンサブルな音で思春期の心情描く初フル作
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6JAPAN
Juice=Juice 『First Squeeze!』 つんく製シングル+中島卓偉らによる力作揃いの初出曲収めた初アルバム
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7DANCE / ELECTRONICA
ウルトラデーモン 『Pirate Utopias』 ハウスもベースも呑み込む多彩なビートによるキラキラなレイヴ・サウンドが鮮烈な新作
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8JAPAN
グループ魂 『20名』 タフなギター轟くガレージ・ロックや本人熱演の“さかなクン”にも注目の20周年記念盤
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9JAPAN
SEVENTEEN AGAiN 『少数の脅威』 衝動的なパンク感が底にありつつ、爆裂シューゲや性急なギタポなどUSインディーの匂いも漂う新作
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10WORLD
オペズ 『Dead Dance』 スライド・ギターの幽玄な音色と響きが心地いいロードムーヴィーのサントラ思わせる初作
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11JAPAN
toe 『HEAR YOU』 木村カエラや5lackら参加、細やかなフレージングや音響の妙にバンドとしての熟成感じさせる5年ぶり新作
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12R&B / HIP HOP
ツイン・デンジャー 『Twin Danger』 シャーデー参謀S・マシューマンの新ユニット、往時のNW勢によるフェイク・ジャズ思わせる初作
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13POP / ROCK
ルーム 『Threadbare』 ホラーズのファリス弟擁する4人組、ミスフィッツなどのカヴァーも披露し徹頭徹尾爆音ガレージ鳴らす初作
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14JAPAN
YoLeYoLe 『こぶね』 内田直之が録音&ミックス担当、晴れやかなスウィング・チューンなど包容力増した楽曲揃いの7年ぶり新作
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15POP / ROCK
キッド・ウェイヴ 『Wonderlust』 マイブラやペイヴメントのようなホロ苦さあるシューゲ由来の脱力インディー・ロックな初作
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16DANCE / ELECTRONICA
ゴッサマー 『Automaton』 LAの気鋭プロデューサー新作はBOC風や呪術的な土着音楽思わせたりとブリアル級の掴みどころのなさ
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17POP / ROCK
レーヴェン 『Bring Back The Dinos』 スカ調曲などでスパイス効かせたスピード感たっぷりのジプシー音楽で踊らせる新作
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18R&B / HIP HOP
クール・ミリオン 『Sumthin' Like This』 グレン・ジョーンら迎えアーリー80sマナーの快活なダンサー主軸にした潔さ見せる快作
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19R&B / HIP HOP
メイン・アトラクションズ 『808s & Dark Grapes III』 モラトリアムな雰囲気とノスタルジックなサンプリングの様式美見せる新作
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20OTHER
「ワイルド・スタイル」 ヒップホップ・オールドスクール世代のアーカイヴとしても語られる歴史的作品が特典映像収め再ソフト化
1位は、高品位な音楽と高いパフォーマンス力でコアな音楽好きからの支持も厚いw-inds.のニュー・アルバム『Blue Blood』。今作も、レヴュアーがプリンスやデバージを引き合いに出すような、昨今のソウル/ディスコ/ファンク・マナーを絶妙なバランスで消化した間違いナシの充実作に仕上がっています(メンバーの橘慶太さんにTwitterでRTしていただき大拡散。ありがとうございます!)。2位は、大森靖子のライヴのオープニング・アクトを務めた19歳の新鋭シンガー・ソングライター、ヒロネちゃんが術ノ穴から放った初作。先週トップのJuice=Juiceが6位に留まるなか、GLIM SPANKY、グループ魂、SEVENTEEN AGAiN、toe、YoLeYoLeといった邦楽勢の多彩な新作が上位に並びました。
海外からは、カナダ発のデュオであるキャンサーズが、ジャック・エンディーノのプロデュースで制作した〈ファズ×スウィートな女声ヴォーカル〉のコンビネーションが美しいファースト・アルバムや、ケンドリック・ラマーらがゲスト参加したビラルの2作目がトップ5内に食い込む結果に。シャーデーの参謀=スチュアート・マシューマンがムーディーでアダルトなフェイク・ジャズを聴かせる新ユニットで、タワーレコードのオススメ・アイテム〈タワレコメン〉にも選ばれたツイン・デンジャーの初アルバムは、新ユニットの初作ながら12位にランクインする健闘を見せています。