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現在のUKを象徴する声! ジェス・グリンの初作はドラマティック&ソウルフルに展開する英国らしいハイブリッド・ポップ盤

現在のUKを象徴する声! ジェス・グリンの初作はドラマティック&ソウルフルに展開する英国らしいハイブリッド・ポップ盤

あれもこれも彼女の声! UKを騒がす大型新人が本格デビュー!!

 クリーン・バンディット“Rather Be”への客演で一躍注目を集め、間髪入れずにルート94ディープ・ハウス“My Love”に参加して、またもUKチャートのトップに。さらに、自身名義の開放感溢れる“Hold My Hand”が3週連続1位をキープし、フックを担当したタイニー・テンパーヒップホップ・ソウル“Not Letting Go”も首位を飾り、そして最新シングル“Don't Be So Hard On Yourself”で5曲目の全英制覇! 現在のUKを象徴する〈声〉としてシーンを闊歩している時の人こそ、こちらのジェス・グリンだ。

JESS GLYNNE I Cry When I Laugh Atlantic UK/ワーナー(2015)

 そんな89年生まれの新星から、先述した怒涛のヒット曲群(一部ヴァージョン違いもあり)もすべて聴けてしまう強力なデビュー・アルバム『I Cry When I Laugh』が到着した。名手スタースミスが手掛けた、ハウスを基調にドラマティック&ソウルフルな展開を見せる英国らしいハイブリッド・ポップの完成度は極めて高く、それらを押しの強いヴォーカルでグイグイ引っ張る様が痛快そのもの。そうしたパワフルさだけでなく、ジェスの歌には陽光のようなポジティヴさも備わっていて、それが今作の爽快な聴後感の秘訣だろう。あまりの素晴らしさに泣き笑い! もちろん、すでに本国のアルバム・チャート1位を余裕で獲得済みだ!

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