Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、11月30日~12月6日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
赤西仁 『Me』 直球のEDMから真摯なバラードまで貪欲に攻める自主レーベル設立後の初アルバム
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2JAPAN
ECD 『Three wise monkeys』 音の自由度が非常に高く攻撃的な歌詞&語気強めたラップも力強い新作
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3JAPAN
Rei 『UNO』 ベックのようなUSインディー的発想&手法用いて弾む感覚をのびのび表現したセルフ・プロデュース作
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4R&B / HIP HOP
PRINCE 『HITNRUN Phase One』 ポップ&ファンキーな振る舞い&やりたい放題ぶりが痛快なインディーからの新作
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5JAPAN
灰色デ・ロッシ 『空-kara-』 血の色滲む“狂い咲き”や故ORITOの借景も含め生来の芸術家肌が開花した新作
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6JAZZ
ブランドン・コールマン 『Self Taught』 LAの鍵盤奏者、ヘッドハンターズ思わせるセッション収めた2011年作がCD化
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7OTHER
映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 お茶の間でマッドな体験を! 劇場では未公開の特典映像も満載のBD&DVD登場
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8R&B / HIP HOP
ジュジュ・ロジャース 『From The Life Of A Good-For-Nothing』 ジャジー&メロウ・ヒップホップ好きに◎な新人MCの初作
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9JAPAN
sugar me 『Around the Corner』 Babiや石崎光ら参加、オールディーズ風味はそのままによりカラフルな2作目
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10JAPAN
牧野由依 『タビノオト』 矢野博康の指揮でKIRINJI組やAvrc Avecらを作家陣に迎えた意欲作
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11JAPAN
My Little Lover 『re:evergreen』 初作のリプロデュース盤と6年ぶりアルバムをパッケージした2枚組
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12OTHER
AOKI,hayatoとharuka nakamura 『FOLKLORE』 手仕事による装丁も味わいたいアコースティック・アンビエント作
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13JAZZ
PRIMITIVE ART ORCHESTRA 『qualia』 シガー・ロスにも通じる白銀世界を創出した曲など美しい景色紡ぐ新作
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14JAPAN
溶けない名前 『タイムマシンがこわれるまえに』 歌謡曲消化した旋律や歌声+シューゲなギターの初全国流通盤
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15JAPAN
米津玄師 『Bremen』 マムフォード・ジャム的リズムの楽曲など並ぶ知的で高品質なポップスとして成立した一枚
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16JAPAN
ESTACION 『少女歳時記〈冬〉』 南壽あさ子と鈴木惣一朗の〈季刊〉限定ユニットによる透明感溢れるフォーキーな曲並ぶ一枚
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17DANCE / ELECTRONICA
ケリアー・ディストリクト 『4』 80sモチーフの楽しいトラック満載、ルーク・ヴァイバートのディスコ・プロジェクトの新作
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18JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
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19POP / ROCK
ベニー・シングス 『Studio』 日本盤にはceroとのコラボ曲も、80sっぽい電子音多用したメロウ・ポップ鳴らす5作目
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20POP / ROCK
エル・キング 『Love Stuff』 マーク・ロンソンら参加、存在感抜群のハスキー声でロッキン・ブルースなど歌いこなすデビュー作
1位の赤西仁、2位のECDに続いて、3位にランクインしたのはシンガー・ソングライター、Reiのセカンド・ミニ・アルバム『UNO』。セルフ・プロデュースということもあってか、彼女の尖ったポップセンスが鮮やかに開花しています。トリッキーなギター・フレーズも気持ちイイ!
そして、7位の映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のパッケージにも注目です。ジョージ・ミラー監督による約30年ぶりのシリーズ最新作で、6月の日本公開直後からカルト的熱狂を巻き起こした本作。人間技とは思えないアクション・シーンの連続にも大興奮ですが、物語の主軸であるフェミニズムや、テロリズムの温床となっている格差社会への告発など、まさに2015年の世界を反映したメッセージこそが大きな感動を呼び起こします。
その他、チェックしてほしいのは17位のケリアー・ディストリクト『4』。ワゴン・クライスト名義でも知られるルーク・ヴァイパートのディスコ・プロジェクトによる11年ぶりの新作です。エレクトロ・ディスコとしての仕上がりの高さはもちろん、随所に差し込まれるファニーなユーモアがこの人ならでは!