プリンスが臆面なくポップ&ファンキーな振る舞い見せた、殿下の放蕩と言えるやりたい放題ぶりが痛快なインディーからの新作

2015.11.30

ワーナーに電撃復帰したと思いきや、あっさりインディーに戻って早くも新作が登場。先行発表した社会派ソング“Baltimore”は収録せず、自身の過去曲のフレーズも多く引用し、タイトルは〈やり逃げ〉……と書くと敬遠されそうだが、臆面なくポップ&ファンキーな振る舞いを聴けばそんな小事は吹っ飛ぶ。新味を貪欲に採り入れながら殿下の宝刀を抜きまくった前作『Art Official Age』を踏襲しつつ、未発表アイデアと新たな実験をゴチャッと詰め込んだ殿下の放蕩と言えるやりたい放題ぶりが痛快で、キャッチー度を増した“This Could B Us”とメロウ化した“Fallinlove2nite”の2曲のセルフ・リメイク然り、前作に収めきれず溢れ出た創造物のシャワーを浴びているかのよう。第2フェーズもお待ちしております。

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