かつてマイブラのケヴィンと恋仲にあったフレンチ美女が、2010年の前作と同様にケヴィンやマーティン・ダフィをゲストに迎えて2作目を発表。蜃気楼の如きフィードバック・ギターと舌足らずなウィスパー声はもろにマジー・スターを連想させるが、表題からも窺える通りパンク精神が根っこにあり、あちこちでアヴァンギャルドなノイズが顔を出す。特に“Le Petit Chevalier”のカヴァーは本家ニコ超えの妖艶さで◎!