春目前ということで、寒暖差の激しい日々が続いていますね。筆者の周囲でも風邪やインフルエンザなど流行っていますが、皆さまの体調はいかがでしょうか。どうぞご自愛ください。さて、〈読めば効く〉と噂……はないですが〈週刊 Mikikiスタッフのイチオシ〉です。春の足音と共に、ここ日本に襲来するのが花粉! すでにジュルジュルと鼻をすすられている方もいるようですね。いやはや花粉症は辛いものです。今週はそんな季節に向けて、聴くだけで花粉症も収まっちゃいそうな、鼻から頭に突き抜ける爽快な5枚を紹介します!

 

ついにCD化した“Heavenly Overtone”を筆頭に、シューゲイザー的な昂揚や推進力溢れるグルーヴ感が融合した、気持ち良さ満点のテック・ハウス作。上のレヴューに掲載されている“Break The Dawn”の動画で観られるパンピンな鍵盤で耳から鼻までスッキリ。
スッキリ度★★★★★

 

青空ジャケットに心が澄み渡る~。洒脱なサウンドとブリージンなメロディーの爽快感に鼻炎も治っちゃうかも。ちなみにこの人、日本のシティー・ポップ・マニアだそうですよ!
吹き抜け度★★★★★

 

疾走感溢れるガレージ・パンクを浴びて、無我夢中になっちまうのも一手かも。レヴューに掲載されている“Way Too Much”のミュージック・ビデオみたいに暴れている間は花粉も忘れられる(はず)。
忘却度★★★★★

 

〈暴れて忘れられるとかじゃなく、ちゃんと効き目ありそうな奴で!〉という方には、イスラエル発のこちらを処方。可憐でエレガントなクラリネットの音色が、鼻の中のムズムズも解消してくれそう。
気持ち軽やか度★★★★★

 

最後は痛快アクション映画をご提案。2015年はスパイものが豊作でしたが、爽快感という点では「キングスマン」が頭一つ抜けていたのでは。映画の中盤、教会でのコリン・ファースの超絶長回しアクションには、興奮で鼻水もぶっ飛ぶでしょう! 
エキサイト度★★★★★