sleepy.abのヴォーカリストによる初のソロ・アルバムは、〈短編小説〉を意味するタイトル通り、一曲ごとにさまざまな風景やストーリーが立ち現れるイマジナティヴな一枚。楽曲の大元がアコギの弾き語りなので、サウンド・メイキングの自由度が高く、エレクトロニカにクラシックやフレンチ・ポップが折衷されたような音世界は非常に独創的だ。ギター、カリンバ、シンセなどで参加した盟友・山内憲介の貢献も見逃せない。
sleepy.abの成山剛、エレクトロニカやクラシックにフレンチ・ポップを折衷したような独創的な音世界見せる初ソロ作
nem