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【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第45回 在宅エンターテイメント――yuxuki wagaが藤井風やsleepy.abなどを紹介

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第45回 在宅エンターテイメント――yuxuki wagaが藤井風やsleepy.abなどを紹介

 お久しぶりです。和賀です。最近は〈家でどう楽しむか〉なんてことをよく考えてますが、運動しようと思ったら〈リングフィットアドベンチャー〉があるし、音楽はたくさん聴けるし、ゲームもできるし、料理の研究もできるし(何なら外食より美味しいもの食べられるし)、意外と家で何でもできちゃうなって改めて思ってます。そして、そう考えると改めてエンターテインメントって、文化や芸術って、少なくとも自分にとっては本当に大事なんだなと再発見もしたりして。というわけで、今回も最近お気に入りの楽曲たちを紹介します!

藤井風 何なんw EP ユニバーサル(2019)

 まずは、藤井風の“何なんw”。とあるライヴの楽屋で〈良い人いるんだけど〉と教えてもらった藤井風。曲がズバ抜けて良い。歌も声も良い。演奏も素晴らしい。さら人がイケメンかつカッコイイ、何だかいろいろ揃いすぎてて凄い感じなのですが、90年代みがある懐かしくも新しいR&Bサウンドはどの世代にも響くだろうし、ウィットに富んでいてかなりおもしろい視点の歌詞がまた素晴らしい。本人の解説動画なんかもあるのでそちらを合わせてぜひ。あと、タイトルのセンスが最高。

 続いては、グループラヴの“Deleter”。〈アリアリアリガト! ガト!〉(“Borderlines And Aliens”)で日本人をビックリさせたであろうアメリカのバンドによる最新アルバム『Healer』の1曲目です。彼ららしいポップで明るい突き抜け感と、ニューウェイヴ的なグルーヴの組み合わせがとても心地良く、聴いててテンション上がります。家でリングフィットアドベンチャーをやる際に横で流したりするのにも良いのではないでしょうか。

 最後は、地元・北海道が誇る最高のバンドであり、自分が日本一好きなバンド、sleepy.abが今年1月に発表した、7年ぶりの待望のアルバム(という凄い冠詞を付けちゃうくらい好き)『fractal』より、先行シングルにもなっていた“cactus”です。sleepy.abならではの浮遊感&意外とハードな音像に、アグレッシヴなドラムが加わり、そこにたゆたうような柔らかい成山さんの歌声が乗り……これって、まるで〈優しくも厳しい〉〈寒いけど暖かい〉〈静かだけど激しい〉――そんな北国の感覚がすべて詰まってるんじゃないかなって思います。変わらなさと、今の音が同居している最高のアルバムであり、なかでもこの“cactus”はそれが際立つ楽曲だと思います。好きです。

 というわけで、今回はこちらの3曲の紹介でした。またね。

 


yuxuki waga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyu­x­uki waga、kevin mits­unaga(Leg­­gy­salad)という3人のサウンド・プロデューサーとヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのギターを担当。劇場版アニメ「SHIROBAKO」の主題歌を収めた最新シングル“星をあつめて”(ランティス)が好評リリース中! その他、今後のスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認ください。

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