Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、4月4日~4月10日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1OTHER
ジャンキーXL 『Deadpool』 大袈裟な80s風サウンドが過激な、ティム・ミラー新作映画のサントラ
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2JAPAN
ももいろクローバーZ 『AMARANTHUS』『白金の夜明け』 堂本剛ら参加、〈生と死〉〈ファンタジー〉テーマにした対となる連作
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3OTHER
「孤独のグルメ Season5」 晩酌のお供に最適、人気TVドラマが初の海外出張編&真夏の博多スペシャルも特別収録でソフト化
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4OTHER
ジョン・マルーフ 「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」 20世紀の写真史揺るがす天才写真家に迫るドキュメンタリーがソフト化
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5JAPAN
VA 『Rhyming Slang Tour Van』 DYGL、SaToAら日本の洋楽志向の若手やコンピューター・マジックら海外勢集うコンピ
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6JAPAN
向井太一 『POOL』 透き通るような歌声とR&Bベースにしたアーバンで上質なサウンド奏でるシンガーの初作
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7JAZZ
チャールス・ロイド&マーヴェルズ 『I Long To See You』 ノラ・ジョーンズ参加、ビル・フリゼール擁する新クインテットとの新作
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8JAPAN
清春 『SOLOIST』 歌世界とより密に向き合い、〈独奏家〉としての円熟味を増量した9作目
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9JAPAN
谷澤智文 『ぼくらはみんなスペーシー』 世界各地の音色&ビート採り入れ歌の世界を旅する新名義での一枚
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10WORLD
クァルタベー 『LICAO #1:MOACIR』 ミナスの中心人物、ジョアナ・ケイロス率いる5人組、モアシール・サントス曲最構築した初作
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11DANCE / ELECTRONICA
ブレイクボット 『Still Waters』 キラキラでグルーヴィーな曲が満載、ダフト・パンクの背後に迫る2作目
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12POP / ROCK
ブリーチド 『Welcome The Worms』 より攻撃的になった70s趣味剥き出しの直球パンク・サウンドがカッコ良い2作目
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13POP / ROCK
MOTHXR 『Centerfold』 ペン・バッジリー擁するシンセ・ポップ・グループ、80sの眩いノスタルジアを喚起する初作
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14JAZZ
アヴィシャイ・コーエン 『Into The Silence』 NY拠点のトランぺッターによるECMからの初リーダー作は印象主義的な世界観
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15JAPAN
鈴木早織 『イーストリバー』 THE SUZANのヴォーカルによる初ソロ作はUSインディー勢に通じるドリーミーなサウンドを展開
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16JAPAN
SHADOWS 『Extrance』 FACTの元メンバーが新バンド始動、メロディック・ハードコアに焦点当てたライヴEP
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17DANCE / ELECTRONICA
アンダーワールド 『Barbara Barbara, We Face A Shining Future』 6年ぶりの新作は薄暗くも耽美なテクノ・アート
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18DANCE / ELECTRONICA
フィールド 『Follower』 お得意の神秘的な声サンプルのループ主軸に陶酔感全開でトランスへと導く5作目
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19DANCE / ELECTRONICA
AMJミーツRSD 『Sky Blue Love』 ロブ・スミスが中南米の現地ミュージシャンと共演、強烈なダブ・ミックス聴かせる新作
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20JAPAN
80KIDZ 『5』 注目の宅録女子・Maika Leboutetら参加、ロッキンでエレクトロな側面にフォーカスした趣の充実作
今週の首位は、〈アベンジャーズ〉のシリーズなどでおなじみマーベルの新作映画「デッドプール」のサントラ! デビュー当初は大箱系のブレイクビーツ/エレクトロのトラックメイカーとして人気を博し、2010年代に入ってからは精力的に映画音楽を制作してきたジャンキーXLがスコアを担当しています。昨年、彼が音楽を手掛けた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、トライバルでハード・ロッキンなサウンドでかなり評判となったため、〈マッドマックス〉旋風も後押ししてか多くの注目を集めた模様。一人称が〈俺ちゃん〉という異色のヒーローを描いた映画本編の公開も待ちきれません。レヴュー記事で予告編をチェック!
そして、TVドラマ〈孤独のグルメ Season5〉、映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」と2つの映像作品がトップ5にランクイン。松重豊の当たり役となった人気ドラマである前者は広く知られているかと思いますが、未現像だったネガを発端に、無名だが写真史を揺るがすほどの才能を持っていたという撮影者=ヴィヴィアン・マイヤーの人生を辿るというドキュメンタリー作品の後者も興味深い! 15万枚以上の作品を残しながら、生前1枚も公表することがなかった理由とは? 気になります……。
また、6位に登場した『Rhyming Slang Tour Van』は、いま聴くべきフレッシュさに溢れた1枚。海外のインディー・バンドを招致し、数々のライヴ・イヴェントを開催してきた〈Rhyming Slang〉が監修したインディー・ポップ・コンピで、国内外の16組が参加しています。DYGLやSaToA、Half Mile Beach Clubなど国内勢から、同イヴェントで来日ライヴを行ったピーチ・ケリ・ポップやホームシェイクら海外勢まで、あくまで自分たちに縁の深いバンドを軸に、このイヴェントならではのセンスが貫かれているナイスなコンピです!