Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、6月6日~6月12日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
TrySail 『Sail Canvas』 スフィアの後輩にあたる声優3人組、未来への希望歌うポジティヴ・ソングが華やかに並んだ初作
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2JAPAN
ぱいぱいでか美 『レッツドリーム小学校』――川本真琴、澤部渡、植野隆司らが楽曲提供した衝撃のファースト作
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3JAPAN
LEGENDオブ伝説a.k.a. サイプレス上野 『LEGEND オブ 特選MIX』 シティー・ポップやアイドルなどからアーバン要素抽出
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4JAZZ
ネイティヴ・ダンサー 『EP Vol.1 & 2』 UK新世代ジャズ界の新バンド、ビート音楽やネオ・ソウル~現代音楽混ぜたハイブリッド盤
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5JAPAN
ミツメ 『A Long Day』 心地良い気怠さそのままにリズムはよりファンキーに変化、独自のバンド・サウンド完成させた新作
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6R&B / HIP HOP
コリーヌ・ベイリー・レイ 『The Heart Speaks In Whispers』 フォーキー・ソウルに力強さ現れた6年ぶり新作
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7JAZZ
アンディ・ゴンザレス 『Entre Colegas』 初ソロ作は自身の過去といまを結ぶラテン・ジャズ盤
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8JAPAN
ハンバート ハンバート 『FOLK』 新曲や過去曲の新録、電気グルーヴらのカヴァーなど収めたデビュー15周年記念盤
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9JAPAN
カジヒデキ 『THE BLUE BOY』 デビュー20周年祝う15作目、ネオアコ由来の変わらぬポップネスを新たなスタイルで開花させた充実盤
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10WORLD
ジョー・ドリスコル&セク・クヤーテ 『Monistic Theory』 未来派アフリカ音楽&ミクスチャー音楽の最新形聴かせる2作目
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11JAZZ
BIGYUKI 『Greek Fire』 Q・ティップ作品などで活躍してきたNY在住の日本人キーボーディストによる2015年作が日本盤化
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12POP / ROCK
オスカー 『Cut And Paste』 UKのバリトン声SSWが宅録で自由な音作り楽しんだ、初期のベックも思わせるセンス良い初作
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13JAPAN
CHAFT 『Deeper and Down』 上田剛士らと録音した新曲に、94年作『SWITCHBLADE』の楽曲含むライヴ音源も収録
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14OTHER
VA 『Born To Be Blue』 主演イーサン・ホークの歌唱にも注目、チェット・ベイカーの半生描く映画のサントラ
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15DANCE / ELECTRONICA
ケトル 『Wingtip』 エレクトロニカ以前の電子音楽の潮流捉えた懐かしさと新鮮さ入り混じる巧妙なサウンドメイキング
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16POP / ROCK
ディアフーフ 『The Magic』 ファンク×クラウトロックのガチャガチャした流れ&サトミ以外もマイク握った超ゴキゲンな新作
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17R&B / HIP HOP
エルザイ 『Lead Poison』 5年ぶりソロ作は14KTらによる90sマナーのファットなループが◎、クリス・デイヴらの参加も
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18POP / ROCK
デフトーンズ 『Gore』 ジェリー・カントレルも参加した4年ぶり新作は、美しくも儚き無数の轟音が渦巻く大傑作
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19DANCE / ELECTRONICA
マックス・グレーフ&グレン・アストロ 『The Yard Work Simulator』 ニンジャ・チューン発、サグ&ロウなビートメイクの痛快盤
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20JAPAN
Seiho 『The Collapse』 和の意匠散りばめ、ビートの配置や美意識貫くシンセ・ワークなどに磨きをかけた世界デビュー盤
清涼感溢れるハーモニーを奏でる声優トリオ、TrySailの初作が首位に輝き、ぱいぱいでか美が何回目かの再浮上を果たして2位に着けた、今週のMikikiレヴュー週間アクセス・ランキング。3位に初登場したのは、サイプレス上野のDJ名義でのミックスCD『LEGEND オブ 特選MIX』です。レヴューでも、SeihoからTRFへの繋ぎについて言及されていますが、ジャンルに囚われない雑多なラインナップながら、あくまで統一性のあるムードを貫いた選曲&ミックスは随所で技アリですよ!
また、ミツメやハンバート ハンバート、カジヒデキと鮮やかな日本語ポップスがトップ10を彩っていますが、なかでもカジのデビュー20周年を記念した通算15作目『THE BLUE BOY』をチェックしたい。KONCOSを加えた3ピースでの演奏を軸にHomecomingsやザ・なつやすみバンドのメンバーらも参加し、ここにきてキャリア最高到達点とでも言うべき瑞々しいサウンドを鳴らしています。
さらに、19位のマックス・グレーフ&グレン・アストロの初作『The Yard Work Simulator』もいま押さえておいてほしい一枚! ディープ・ハウス的な艶のある黒さを備えつつ、捻りの効いたビート・プログラミングやフリーキーなエフェクト使いなど趣向豊かなサウンドが実に刺激的です。7月30日(土)に東京・恵比寿LIQUIDROOMの名物イヴェント〈HOUSE OF LIQUID〉での来日公演が決定しており、サンプルを極力使わずにほぼ生音で制作している彼らが、リキッドでどんな出音を見せてくれるのか。期待が高まります!