ポーランドの知られざる美メロ室内楽発見! 19世紀ポーランド・ロマンティシズムに浸るオススメの1枚。ルドミル・ルジツキの 《ピアノ五重奏曲》は40分を超える作品で、哀愁の中に一筋の明るさのような甘く美しいメロディが顔を出す。イマジネーションを掻き立てられるような豊かな情感。重厚でいながら、颯爽とした雰囲気は聴いていて、とても心地が良い。そしてポーランドが生んだ偉大なピアニスト、イグナーツ・フリードマンが作曲した《ピアノ五重奏曲》。こちらも後期ロマン派の作風で、優美なメロディの詩情溢れる秀曲。