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オアシスの『Be Here Now』と並べて聴きたい作品たち

IAN HUNTER & THE RANT BAND Fingers Crossed JJM/リスペクト(2016)

ボウイが書いたモット・ザ・フープル“All The Young Dudes”を、オアシスは『Be Here Now』収録の“Stand By Me”で丸パクリ。で、モットのフロントマンによるこの新作には“All The Young Dudes”流儀のボウイ追悼曲があってよ、当然ながら“Stand By Me”っぽいんさ。 *穴守

 

FORTE 5 8 4 5 Pヴァイン(2016)

オアシスの才能を見い出したアラン・マッギーが大絶賛する新人バンド。タフで力強いメロディーと、リアムをさらに男臭くしたようなヴォーカルはまさにオアシス直系だよ~。ほかにもキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンとか、スーパーフードとか、UKからは定期的にフォロワーが現れて頼もしいよね~。 *逗子

 

THE BEATLES Help! Apple/Universal(1965)

デラックス版に収録された“Help!”の生音アレンジ以外にも、ライヴを含めたらオアシスがもっともカヴァーしているバンドはビートルズなんさあ。それに『Be Here Now』内の“All Around The World”で“Hey Jude”を参考にしたのは間違いないだろうし、その衒いのなさがギャラガー兄弟らしさだいな。 *穴守

 

BEADY EYE Be Columbia(2013)

本作を発表する際、〈『(What's The Story)Morning Glory?』の次にオアシスが作るべきだったアルバム〉とリアムはコメント。強いて『Be Here Now』の不満な点を挙げるなら、バラードが少ないところなんだけど、本作はミディアム/スロウ中心の作りで、もし97年にこういう作品が出ていたらバンドの歴史は少し違ったかもね。 *逸見

 

Suchmos MINT CONDITION SPACE SHOWER(2016)

bounceの記事でSuchmosが〈オアシスのスケールの大きな楽曲世界に影響を受けた〉と話していたり、ラブリーサマーちゃんが“Rock 'N' Roll Star”をカヴァーしていたり、日本でも彼らの人気は絶大だよね。で、重要なのは当時を知らない層にまでそれが浸透していること。だからスタンダードなんだ! *逸見