オアシスの『Be Here Now』と並べて聴きたい作品たち

ボウイが書いたモット・ザ・フープル“All The Young Dudes”を、オアシスは『Be Here Now』収録の“Stand By Me”で丸パクリ。で、モットのフロントマンによるこの新作には“All The Young Dudes”流儀のボウイ追悼曲があってよ、当然ながら“Stand By Me”っぽいんさ。 *穴守

オアシスの才能を見い出したアラン・マッギーが大絶賛する新人バンド。タフで力強いメロディーと、リアムをさらに男臭くしたようなヴォーカルはまさにオアシス直系だよ~。ほかにもキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンとか、スーパーフードとか、UKからは定期的にフォロワーが現れて頼もしいよね~。 *逗子

デラックス版に収録された“Help!”の生音アレンジ以外にも、ライヴを含めたらオアシスがもっともカヴァーしているバンドはビートルズなんさあ。それに『Be Here Now』内の“All Around The World”で“Hey Jude”を参考にしたのは間違いないだろうし、その衒いのなさがギャラガー兄弟らしさだいな。 *穴守

本作を発表する際、〈『(What’s The Story) Morning Glory?』の次にオアシスが作るべきだったアルバム〉とリアムはコメント。強いて『Be Here Now』の不満な点を挙げるなら、バラードが少ないところなんだけど、本作はミディアム/スロウ中心の作りで、もし97年にこういう作品が出ていたらバンドの歴史は少し違ったかもね。 *逸見
bounceの記事でSuchmosが〈オアシスのスケールの大きな楽曲世界に影響を受けた〉と話していたり、ラブリーサマーちゃんが“Rock ‘N’ Roll Star”をカヴァーしていたり、日本でも彼らの人気は絶大だよね。で、重要なのは当時を知らない層にまでそれが浸透していること。だからスタンダードなんだ! *逸見