T・ボーン・バーネットのプロデュースによる前2作が評判を呼んだアメリカーナの姉妹デュオ。柔らかで澄んだハーモニーが2人の魅力だったが、シンガー・ソングライターのブランディ・カーライルがプロデュースを申し出た約3年ぶりの新作では、いままでと比較にならない深み、凄みが表出。ダークさもあるし、ゴスペル的なグルーヴの加わった曲もある。率直で、力強く、傷ついた人の心を癒すことのできる美しい一枚。