魅力ある才能を次々と輩出するUKジャズ・シーンからDJカラブの話題作にも参加したロンドン屈指の若手ドラマー、モーゼス・ボイドがアルバム・デビュー。ハウスやベース・ミュージック、ヒップホップを血肉化した多様性とクールネスはUK新世代らしいがトニー・ウィリアムスを想わせるアグレッシヴな一面もあり。その感性が意識的に取り組んでいるアフロ~トラディショナルな要素をスタイリッシュにアップデート。M-3で聴けるフューチャリスティックなアフロビート・チューンが象徴的だ。その世界観に奥行きを与えるザラ・マクファーレンやテリー・ウォーカーといったシンガー陣も素晴らしい。
モーゼス・ボイド 『Displaced Diaspora』 UKジャズ・シーン屈指の若手ドラマーがアルバム・デビュー!
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