今年1年でもっとも読まれたレヴュー記事を、ジャンルごとにご紹介。ここでは2017年12月1日~2018年11月30日で集計したCLASSICALのトップ25を発表します。
1位は、ギリシアの誇る鬼才、指揮者・クルレンツィスがチャイコフスキーの〈悲愴〉に挑んだ録音盤。続いてトルコのピアニスト、ファジル・サイのショパン集、スイス出身でフルート界のスーパースター、エマニュエル・パユ異色のソロ作品、独日ダブルのアリス=紗良・オットによるオール・フランス・プログラムなどがランクインしました。国籍や楽器はもちろん、多種多様な解釈/音が入り混じっており、CLASSICALと呼ばれるジャンルの奥深さに触れられる25枚なのでは。年末年始を利用して、1作ずつ聴いていくのもオススメです。