EPやシングルという形で散発的にリリースしてきた2011年以降の音源をまとめたコレクション作品。2007年の『Untrue』から待ち焦がれ続けたオリジナル・アルバムではないものの、初CD化の6曲を含む全17曲が、全体の流れを考慮したうえでCD2枚に渡って並べられ、過去に何度も聴いてきたはずなのに、曲単体でのリスニングとは明白に異なる体験ができるのはある意味衝撃。孤高の天才はやることが違う。