本作は、ビル・フリゼールがここ数年活動をともにしている、トーマス・モーガン(ベース)、ルディ・ロイストン(ドラム)が参加したギター・トリオによる作品。2019年にブルーノートへ移籍後の初アルバムになる前作『ハーモーニー』がジャズとアメリカーナーを主軸としたヴォーカル入りの作品であったのに対して、本作はインプロブィゼーションに重点を置いた内容になっている。本編13曲中半数以上をビル・フリゼールのオリジナル曲が占め、他はビリー・ストレイホーン等の曲が収録されている。日本盤にはボーナス・トラックの収録も予定。