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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

Amber「オックスフォードのTurf Tavernによく飲みに行っていたAutumnが、そこでManulと知り合い2人を中心に結成になりました。インドから留学していたAtikshはCoverd Market の日本食レストランでManulと出会い、私はタバコを吸うのにライターが無くてAutumnに話しかけたのがきっかけです。メンバー全員、出身地randomです」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

AutumnAlt-JChet FakerGlass Animals, Slender bodiesEd Sheeran

AmberOf Monsters And MenLondon GrammarMac DeMarcoBombay Bicycle Club

AtikshKero Kero BonitoWednesday Campanella(水曜日のカンパネラ)、Yoasobi(YOASOBI)

ManulMen At WorkBlurJimi HendrixEric Clapton、Wavves

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“Fleeting bliss”

Manul「We think that toxic relationship can happen anywhere, could be within family members, friends, or partner. It is like old clothes that you never wear but you keep it in the closet just to feel safe. I don't really like having too may stuff, because it makes me feel overwhelming a bit. I find it easy to kind of let things go now, but I was not like this, so I started from staffing a card box with things that I cannot really dispose because of price or memory. And then I realised that it is not that difficult to leave things behind once you stop thinking about it. The same thing happened when I lost my favorite pen. (It was expensive..)」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

AmberNair B『Wilt and Blossom』

SoothingなVoiceとMellowなSoundがComfortableなArtistです。

もし今後work togetherできたら、本当に嬉しいです。Lo-fiの様な、VibesをCreateしたいです」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

Atiksh「ギニアのMalinke族の生活音に感銘を受けました。僕も、彼らのような感性を培いたいと思います。

EDMにケチャを取り入れた曲を作成しようとしましたが、メンバーの一人が聴くたびに体調を崩したので、中止となりました」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

Manul「イギリスのよう、Double-deckerでやるライブです。 私は海辺が好きです。 千葉フォルニア。 音に頼って目標を見つける迷路もいいです。 また、ギグを異文化交流の場として利用したいと思います。 また、AutumnにインドのGamakaを学び、すぐに禁煙してほしいです。 また、トルコ人の友人が、川沿いで椅子とテーブルを持って食事ができるレストランが楽しいと言っていました。 そんな会場を設けて、ライブで食べたり飲んだりしていただきたいと思います」

 

これまでTOWER DOORSはたくさんのアーティストに〈6つの質問〉をしてきましたが、今回のAutumn Fruitの回答がもっともユニークで驚くべきものだと感じました。メンバー4人の出身地が〈random〉だからこそ、グループとしてはどこにも属さないボーダーレスで無国籍な音楽集団であるということ。彼らの回答からは、それが滲み出ています。

TOWER DOORSに提供してもらった楽曲“Fleeting bliss”の説明は英語ですが、気になった方はぜひ原文で読むか、それぞれが日本語訳をして彼らの真意に迫ってみてください。そして、ニュー・アルバム『Tavern Garam』は充実の作品。どうぞお聴き逃しのないように!

TOWER DOORSは、これからAutumn Fruitが所属するmakranを〈POWER PUSH〉していきます。来週もmakran所属アーティストへの〈6つの質問〉を公開する予定ですので、楽しみにしていてください。

 


RELEASE INFORMATION

Autumn Fruit 『Tavern Garam』 makran(2020)

リリース日:2020年10月24日(土)
https://linkco.re/etqCfZvx

TRACKLIST
1. On my way
2. Sorry
3. Let all the demons in
4. Catch me
5. Jumping into the swimming pool
6. Tarragon
7. Fleeting bliss
8. Mind the gap
9. Eyes in the mirror
10. Backwards
11. Farewell
12. Masara Tavern
13. Hate you