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【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第54回 高校時代の思い出――kevin mitsunagaがtoe、くるり、藍坊主を紹介

fhánaのメンバーがその時々の気分でオススメ作品を紹介する連載!

【fhánaのわんだふるレコメン紀行】第54回 高校時代の思い出――kevin mitsunagaがtoe、くるり、藍坊主を紹介

 fhánaのいろいろな音を担当しているkevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。突然ですが、皆さんは曲を聴くときに〈リリースされたばかりの新曲〉と〈昔聴いていた思い出の曲〉のどちらを選ぶことが多いでしょうか? 僕は新曲も聴きますが、どちらかと言うと後者のほうが多いかもしれません。今回は、僕が高校生のときに聴きまくっていた思い出の曲を紹介しようと思います。

toe 『the book about my idle plot on a vague anxiety』 Machu Picchu(2012)

 まずは1曲目、toe “孤独の発明”。僕と同世代くらいの、ポスト・ロックが流行っていたときにちょうど学生だった人は、きっと聴いている確率が高い曲なのではないでしょうか! 振り返れば、歌のないインスト・バンドにハマったのはこの頃からだった気がします。これ、ライヴ映像もメチャクチャ格好良いんですよね。客席に機材を置いて、観客はバンドの周りを囲んでるんです。実はドラムを担当している柏倉隆史さんはfhánaの楽曲でもお世話になっていたりします。高校生の頃はそんなことになるなんて思いもしなかったなあ……。

 続いて2曲目、くるり “水中モーター”。くるりはずっと大好きですが、特に2000年あたりのアルバムが最高だと思います。当時高校生だった僕はこの曲の歌詞がよくわかりませんでしたが、今聴いても相変わらず歌詞の意味はよくわからないです(笑)! でもとにかく音が超カッケエエエ!!! ギャリッとしたギター、優しく支えるベース、デジタル臭さのあるドラム、なんかよくわからん空間系エフェクトがかかったヴォーカル。強炭酸のソーダ水みたいな清涼感もあってマジで格好良すぎます。

藍坊主 『フォレストーン』 トイズファクトリー(2008)

 3曲目は、藍坊主 “羽化の月”。高校生の頃、僕が抱いていた藍坊主のイメージといえば爽やかなパンク・ロック・バンドという印象だったのですが、この曲を聴いてかなりビックリしたのをよく覚えています。絵本のような世界観の歌詞で、リズムはコロコロ変わるし、なんならちょっとミュージカルっぽさすらあります。でも藍坊主の魅力である突き抜けるように爽やかなメロディーはしっかり堪能できて、当時の僕は狂ったように聴いていました。今聴いても色褪せない魅力があります。

 というわけで、今回は僕が昔聴いていた思い出の曲を紹介させていただきました! 皆もイチオシの曲があれば僕宛にTwitter(@kevin327g)で教えて下さい! またね!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyu­x­uki waga、kevin mits­unaga(Leg­gy­salad)という3人のサウンド・プロデューサーと、ヴォーカリストのtowanaから成るユニット、fhánaのろいろな音を担当。劇場版アニメ「SHIROBAKO」のテーマ・ソングを収めたシングル“星をあつめて”(ランティス)と、配信シングル“Pathos”が好評リリース中! 3月12日にはさらなる配信曲“Ethos”も到着予定です。そのほかのスケジュールについては〈http://fhana.jp/〉でご確認を!

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