TOWER DOORSブログ

Leo王にTOWER DOORSから6つの質問 台湾のグラミーを受賞した新世代を象徴するラッパー/シンガー

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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「私の出身地は高雄で、台湾人です。音楽を始めたきっかけは高校生の頃に軽音楽サークルに参加したことですね。合奏をした時に今まで味わったことのない興奮を感じました。自分の音を聴いたような感覚だったんです。そしてだんだん自分で自分の音をコントロールできるようになるにつれ、どんどん面白くなっていきました。合奏のプロセスにおいて、感情を発散することができるようになったのも私が音楽に惹きつけられた大きな理由の一つです」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

Radiohead, The Doors, P.K.14, Al Jarreau, Soft Lipa, Mos Def, Maceo Parker, Jay Chou

 

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

藝術家脾氣(feat. PNC, 9m88)

「この曲は私が自分の部屋で作曲から録音まで完成させた曲です。特別なのは、曲の中でフィーチャーした2人の歌手で、もし私の記憶が正しければ、当初コラボのオファーをした時はまだお互いに直接会ったことはなかったと思います。9m88は当時まだニューヨークで歌を勉強していたし、PNCこと陳さんは私が特に尊敬するラッパーで、今に至るまで中文ラップの発展に彼がもたらした影響は多くの同業者が認めるところだと思います。

とにかく、当時のPNCは色々と物議を醸していた人物で、当時私は彼とコラボをしたいが為に、周りのスタッフたちと衝突したこともありました。今振り返っても心が疲弊しますね(笑)。

ただ私は彼とやることにかなり拘っていて、今思うとその拘りこそが私の芸術家としての意地かなとも思いますし、PNCが当時私にもたらした数々の面倒やストレスも、彼の芸術家としての意地から来てるんですよね(笑)。でも聞くところによると彼は後々とても良い感じになってるそうです。私も良い感じになりました。そう願ってます」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「注目しているという意味で言うと、多分私の相棒の春艷でしょうね。私と春艷は〈夜貓組〉というラップ・ユニットを結成しています。私たちのプロデューサー李英宏の惜しみない愛の協力の元、1枚目のアルバム『健康歌曲』をリリースしました」

「私と春艷はしばらくライブや創作を一緒にしていなくて、それぞれが自分の路線をそれぞれに発展させていましたが、まるで言葉を交わさずとも伝わっているかのよう。私たちはそれぞれがありのままの個性を持っていますが、2人が合わさった時はやっぱり素晴らしいです。以前、一時期の私はいつも春艷を誘って一緒に練習をして、ライブ・パフォーマンスを磨いていましたが、思うに、今の彼はもう私を遥か超えて遠くまで飛んでいってしまいました。そんな私はまだ元の場所に留まっているようで、もっと努力せねばと思っています。春艷を愛してます。彼は常に私の鏡でもあります。彼のニュー・アルバム『感恩的心』は素晴らしく、天才・鬼才のA2DACをプロデューサーに迎えています。素晴らしいです」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「ほとんどないですが、最近は陳昇(ボビー・チェン)を聴いています。前は聴かなかったのですが、今はとても好きですね。でも新しい音楽の内に入らないでしょうか(笑)?」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「未来の展望は、自分が誰かの助けになれたらいいなと思っています。感謝の心、オープンな心、普通の愛と幸福を手に入れること。なんとなく新年の抱負みたいになっちゃいますね(笑)。試してみたいこともあるんです。いつかはライブの中で楽器を演奏したいと思っています。練習して、少なくともライブで見せられるレベルまで持っていきたいです。これは本当に大きく夢です。あっ、そうそう、ポップ・ダンスも習いたいと思っています(笑)。自分の身体との付き合い方を、より良く、もっと協調して、もっと自信を持てるようにしていきたいです」

 

台湾〈金曲奬〉の〈最優秀男性歌手〉を受賞した歌手は〈歌王〉と呼ばれるそうで、そのほどすごく権威のある賞とのことですが、Leo王は受賞後も変わらず謙虚で真っ直ぐで、台湾で彼が愛されている理由が少しわかったような気がします。今回、彼の魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。他の曲も是非聴いてみてくださいね。

また、〈ASIA DOOR〉は台湾や韓国、タイのアーティストの楽曲をたくさん紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

今回TOWER DOORSが紹介した楽曲を収録した、Leo王の台湾ヒップホップ・ソウルの名曲をコンパイルした7インチ『吾輩は芸術家である』、そして最新曲も含むレゲエにフォーカスした7インチ『快楽のサトウキビマン』の2枚は、本日3月10日に同時リリースです! お見逃しなく。


RELEASE INFORMATION

Leo王藝術家脾氣』(吾輩は芸術家である)7inch
リリース日:2021年3月10日(水)
品番:BRRCD-064
価格:1,800円(税別)

TRACKLIST
A面:藝術家脾氣(吾輩は芸術家である)(feat. PNC & 9m88)
B面-1:陪妳過假日(お前と休日を過ごす)(feat. 9m88)
B面-2:長大十八歲(18歳になる)

★販売サイトはこちら

 

Leo王快樂的甘蔗人』(快楽のサトウキビマン)7inch
リリース日:2021年3月10日(水)
品番:BRRCD-064
価格:1,800円(税別)

TRACKLIST
A面:快樂的甘蔗人(快楽のサトウキビマン)
A面-2:時間的奶昔(時間のミルクシェイク)
B面:朋友朋友(友よ友よ)

★販売サイトはこちら

【プロフィール】
TOWER DOORSスタッフ

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HIGH QUALITY CURATION MEDIA〈TOWER DOORS〉スタッフ。タワーレコードが厳選した新人アーティストの楽曲が聴ける、ラジオ型YouTubeチャンネルを運営し、日々新しい音楽を紹介しています。

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