私たちの日常の風景をすっかり変えてしまった、コロナ禍。それはまた、私たちの音楽の聴き方にも少なからず影響を及ぼしたと思います。以前好きだった音楽を受け付けなくなったり、あるいはそれまでスルーしていたような音楽に突如として心を奪われたり……。
そこでMikikiでは、ミュージシャンやレーベル関係者、レコード・ショップ関係者、ライブハウス関係者など音楽に関わって仕事をする人々に〈コロナ禍以降、愛聴している1曲〉を訊ねる新連載をスタート。その回答は一人ひとりのいまの心情を映し出すと同時に、災いに見舞われた人々に対して音楽がどのような意味を持つのか、そのヒントにもなるのではないでしょうか。 *Mikiki編集部
【アーティストと音楽関係者が選ぶ〈コロナ時代の1曲〉】記事一覧はこちら
U
ドラマー、ヴォーカル。2005年、メカネロでバンド・デビュー。その後、コレサワ、和田彩花、寺嶋由芙、川本真琴からミッキー吉野、木暮晋也まで多くのライブやレコーディングに参加。4歳から始めたダンスを基本に踊るように叩き歌う。本年6月に、渡邊忍(ASPARAGUS)や奥脇達也(アカシック)、中込陽大(元gomes)らを迎え初めてのソロ・アルバム『HEARTRHYTHMO』をリリース。
コロナ禍以降、特に愛聴している1曲は何ですか?
Nat King Cole “Smile”(1954年のシングル)
コロナ禍では、志村けんさん、チャールズ・チャップリン、桑田佳祐さんを好んでよく見たり聴いたりしています。思い切り笑うと、身体や考えは軽く・あたたかくなるものなんだな、と思います。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2021年6月23日(水)
フォーマット:CD
品番:MYRD144
価格:2,730円(税抜)
TRACKLIST
1. タイム(作詞・作曲:マキアダチ)
2. モノクロ(作詞:U 作曲:奥脇達也)
3. ここ(作詞:U 作曲:中込陽大)
4. KUTANI(作詞・作曲:佐藤嘉風)
5. ゆ(作詞・作曲:佐藤嘉風)
6. うねる心(作詞:U 作曲:小池弘之)
7. きいろいくるま(作詞:U 作曲:マキアダチ)
8. 合間の世界(作詞:U 作曲:森健司郎)
9. Thank Uuuuu for ....(作詞:U 渡邊忍)
■作詞・作曲
マキアダチ:シンガー・ソングライター、マルチ・ミュージシャン
奥脇達也:元アカシック。和田彩花をはじめ、アイドルへの楽曲提供多数
中込陽大:元gomes。奇妙礼太郎、GLIM SPANKY、WUJA BIN BINなどに参加
佐藤嘉風:YUIのサポートやAI美空ひばり“あれから”の作曲で知られるシンガー・ソングライター
小池弘之:MUGWUMPS、Eupholksなど
森健司郎:杏露虫、MIRRORなど
渡邊忍:ASPARAGUS、CAPTAIN HEDGE HOG。木村カエラのプロデュースで知られる
■演奏
斎藤渉(ピアノ):岩崎良美など
勝矢匠(ベース):藤井風など
ひぐちけい(ギター):コレサワ、のん、ヒグチアイ、川本真琴など
なかむらしょーこ(ベース):コレサワ、井上陽水など
岸野一(ベース):malegoat、The firewood project
原直央(ベース):ASPARAGUS、SHORT CIRCUIT
竹内厚志(ギター):マキアダチなど
カシムラトモヤ(ベース):GAKU-MCなど
写真:宇寿山貴久子
デザイン:ダダオ