2021年8月6日にリリースされた洋楽アルバム/EPの情報をまとめました。Mikikiの注目盤を7作セレクトしています。該当作品からのミュージック・ビデオ、TOWER RECORDS ONLINEの商品ページ、SpotifyとApple Musicなどのリンクもあわせて掲載していますので、新譜ガイドとしてお役立てください。
グレイヴ(glaive)『all dogs go to heaven』
米ノースカロライナの16歳による2作目のEP。ポップ・パンクとトラップ以降のラップをヒリヒリとした手触りで重ねた新世代のハイパーポップ。
GLAIVE 『all dogs go to heaven』 Interscope(2021)
ホームボーイ・サンドマン(Homeboy Sandman)『Anjelitu』
NYクイーンズのラッパーが前作に続いてメロ・ミュージック・グループよりリリースする新作。エイソップ・ロックがプロデュースと客演を務める。
アイダー(IDER)『shame』
ロンドン出身のエレクトロ・ポップ・デュオの2作目。憂いを堪えたメロディーと心地よいビートをさまざまなスタイルで組み合わせ、主題〈恥〉を表現。
イシュマエル・アンサンブル(Ishmael Ensemble)『Visions Of Light』
英ブリストルの前衛的なジャズ・プロジェクトによる新作。UKジャズならではの折衷感覚で、フロアライクな快楽性と知的な実験性を同居させる。
ローラ・スティーヴンソン(Laura Stevenson)『Laura Stevenson』
NYロングアイランド出身のシンガー・ソングライターがセルフ・タイトルで放つ6作目。フォークやインディー・ロックに根差した柔らかで力強い音楽。
リングア・イグノタ(Lingua Ignota)『Sinner Get Ready』
シカゴを拠点とするマルチ・インストゥルメンタリストの新作。呪術的な歌、静謐なアンビエンス、凶暴なノイズが渾然一体となった異形のサウンド。
LINGUA IGNOTA 『Sinner Get Ready』 Sargent House(2021)
ナズ(Nas)『King’s Disease II』
NYクイーンズ出身のレジェンド・ラッパーによる2020年作『King’s Disease』の続編。エミネムやローリン・ヒルら豪華ゲストとマイクを交わす。