〈佐藤千亜妃 Special Cover Live VOICE5 ~Acoustic trio~〉が2021年9月20日(月・祝)にビルボードライブ東京で、9月22日(水)ビルボードライブ大阪で開催される。

佐藤千亜妃は2007年に結成されたバンド、きのこ帝国のフロントに立つヴォーカリスト/ギタリストで、バンドの作詞作曲を担当していた。きのこ帝国はシューゲイザーやポスト・ロックなどから影響を受けた独創的なロック・サウンドによってインディー・シーンで話題を呼び、2015年のメジャー・デビュー以降はポップ・シーンの第一線で活躍。2019年に惜しくも活動休止してしまったが、現在に至るまで同世代や後続に大きな影響力を持っているバンドだ。

きのこ帝国の2014年作『フェイクワールドワンダーランド』収録曲“クロノスタシス”

いっぽう佐藤は、2017年に〈佐藤千亜妃と金子ノブアキと小林武史〉として“太陽に背いて”を発表。東京メトロのキャンペーンのCMソングとしてオンエアされ、お茶の間で話題になった。これ以降、佐藤はソロ活動を本格化させていくことに。

佐藤千亜妃と金子ノブアキと小林武史の2017年のシングル“太陽に背いて”

2018年には、砂原良徳と共同プロデュースしたファーストEP『SickSickSickSick』をリリースした。きのこ帝国の音楽性とは打って変わって、同作のサウンドはエレクトロニックなもの。ファンを驚かせるのと同時に新たなリスナーにアプローチした快作で、〈ソロ・アーティスト佐藤千亜妃〉を印象づける一作になった。

2018年作『SickSickSickSick』収録曲“Summer Gate”

2019年には〈恋の復讐劇〉を描いたウェブ短編映画「CAST:(キャスト)」に出演。俳優の飯豊まりえ、モデルのemmaとともにトリプル主演を務め、もともと俳優としても活動していた佐藤の多才さを改めて伝えることに。同作については主題歌“大キライ”も担当、“大キライ”はシングルとして配信リリースされている。

2019年の短編映画「CAST:(キャスト)」予告編

2019年のシングル“大キライ”

この年は〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019〉や〈BAY CAMP 2019〉といった大型フェスに出演、大舞台でのパフォーマンスで多くの観客を魅了した。その一方でメガネ・ブランド、Zoffの夏のヴィジュアル・モデルに選ばれたことも話題になり、幅広い活躍を見せている。

同年、待望のファースト・ソロ・アルバム『PLANET』をリリースした佐藤。04 Limited Sazabysが参加したバンド曲“STAR”から歌謡曲風のメロディーの“空から落ちる星のように”まで、その音楽性をポップに拡張させながら力強い歌を聴かせた、新たな門出にふさわしい作品だった。また、その後は岩手・盛岡と東京で初のワンマン・ライブを開催して成功させている。

2019年作『PLANET』収録曲“空から落ちる星のように”

2020年には映画主題歌“転がるビー玉”を書き下ろしたほか、初の配信ライブ〈Streaming live “NIGHT PLANET”〉を開催。映像作家の林響太朗が演出し、趣向を凝らしたヴィジュアルとパフォーマンスが反響を呼んだ。

2020年のシングル“転がるビー玉”

2020年の配信ライブ〈Streaming live “NIGHT PLANET”〉の映像。演奏しているのは“PLANET”“Summer Gate”

2021年に入ってからは、ますます精力的な活動をしている。3月に約1年ぶりの新曲“声”をリリースしたことを皮切りに、4月にフジテレビ系ドラマ木曜劇場「レンアイ漫画家」の主題歌“カタワレ”を発表、さらに9月15日(水)にセカンド・フル・アルバム『KOE』をリリースすることをアナウンス。今週8月25日には、同作からシングル“Who Am I”を先行配信したばかりだ。

2021年作『KOE』収録曲“カタワレ”

2021年作『KOE』収録曲“Who Am I”