〈美しき革命〉を謳った昨年作の続編。ふたたび詩人ジェシカ・ケア・ムーアの気高いメッセージで幕を開ける今回もカリーム・リギンスのメイン制作で、シェウン・クティらとのアフロビートやアイザイア・シャーキーらとのブルース調も含め、コモンのリリシストぶりと淀みないフロウが光る。リネイ&アンジェラ使いの“Imagine”でフックを歌う近年の相棒PJのほか、ブリタニー・ハワードやラファエル・サディークの歌も彩りを加えている。