©Paul McAlpine

*2023年2月3日追記
〈トニー・フォックス・セイルズ featuring クレム・バーク from ブロンディ〉中止のおしらせ
2023年2月にビルボードライブ東京と大阪で開催が予定されていた公演〈トニー・フォックス・セイルズ featuring クレム・バーク from ブロンディ〉は、アーティスト側の都合によって中止になりました。現在の予約は、すべてキャンセルになります。また、プレイガイドでチケットを購入したお客様は、ご自身で払い戻しの手続きをお願いいたします。中止についての詳細は、ビルボードライブのオフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.billboard-live.com/membersarea/230202_tonyfoxsales_announce.html


 

〈トニー・フォックス・セイルズ featuring クレム・バーク from ブロンディ〉が2023年2月20日(月)にビルボードライブ大阪で、2月23日(木・祝)にビルボードライブ東京で開催される。

1951年、米オハイオ州クリーヴランド生まれ、デトロイトで育ったトニー・フォックス・セイルズ。デヴィッド・ボウイやイギー・ポップのアイコン的存在であり、ティン・マシーンのメンバーとしても活躍、トッド・ラングレンやボブ・ウェルチ、アンディ・フレイザーら錚々たる音楽家との共演でも知られるベーシストだ。

トニーは、60年代半ばに弟でドラマーのハント・セイルズとのリズムセクションで初めてのバンドを結成。70年代初頭にトッド・ラングレンの『Runt』(70年)、『Runt. The Ballad Of Todd Rundgren』(71年)、『Something/Anything?』(72年)の録音に参加した後、75年にイギー・ポップ&ジェイムズ・ウィリアムソンのアルバム『Kill City』、さらにデヴィッド・ボウイがプロデュースしたイギーの77年作『Lust For Life』を録音した。続いて2人はイギーのツアーに参加し、そのときの演奏は『TV Eye Live 1977』(78年)で聴くことができる。

イギー・ポップの77年作『Lust For Life』収録曲“Lust For Life”

82年にトニーはチェッカード・パストに参加。チェッカード・パストは、俳優としても知られるシンガーのマイケル・デ・バレス(後にパワー・ステーションに参加)、元セックス・ピストルズのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズ、ブロンディのドラマーであるクレム・バーク、そしてベースのナイジェル・ハリスンが所属したスーパーグループだ。

チェッカード・パストのライブ動画

88年にはティン・マシーンに参加。トニー&ハントの他、デヴィッド・ボウイ、リーヴス・ガブレルスからなるティン・マシーンは92年まで活動した。ボウイによると、『Lust For Life』への参加がきっかけでトニー&ハント兄弟を誘ったそうだ。

ティン・マシーンのコンピレーションビデオ

90年代には俳優のハリー・ディーン・スタントン、先日来日したジェフ・“スカンク”・バクスター、スリム・ジム・ファントムとのオールスターバンド、チープ・デイツのメンバーとして活躍したが、グループは短命に終わった。

2008年にはトニー&ハントの70年代後半の録音を集めた『Hired Guns』がリリースされ、トニーのレガシーに注目が集まった。

そして、今回のライブでフィーチャーされるクレム・バークは、70~80年代のNYのニューウェーブシーンを代表するバンドであるブロンディのドラマーだ。

バークは、74年にドラマー募集の広告を見て結成直後のブロンディに参加した。“Heart Of Glass”や“Sunday Girl”(78年)、“Atomic”(79年)、“Call Me”“Rapture““The Tide Is High”(80年)など、ヒット曲の数々は知られたところだろう。

ブロンディの78年作『Parallel Lines』収録曲“Heart Of Glass”

ブロンディの79年作『Eat To The Beat』収録曲“Atomic”

ジョルジオ・モロダーの80年作『American Gigolo』収録曲ブロンディ“Call Me”

ブロンディの80年作『Autoamerican』収録曲“Rapture”“The Tide Is High”

82年にブロンディが一時的に解散した際、バークはチェッカード・パストに加わった他、ボブ・ディラン、ピート・タウンゼント、イギー・ポップ、ラモーンズ、ユーリズミックス、ジョーン・ジェットなど、数多くの伝説的な音楽家たちとも共演している。

また、2006年には、ブロンディの他のオリジナルメンバーとともにロックの殿堂入りを果たした。バークは、ロック史にその名を刻むドラマーだと言えるだろう。

ブロンディといえば、74~82年のキャリアを総括したボックスセット『Against The Odds 1974-1982』が先日リリースされたばかり。彼らの音楽に再び注目が集まっているタイミングだ。

 

そんなトニーとバークが、待望の来日を果たす。今回の公演では、なんとあのロッククラシック『Lust For Life』のリリースから45周年を記念して、同作をフルで演奏するという。名曲“Lust For Life”の印象的な力強いドラム&ベース、“The Passenger”のシンプルでパンキッシュな8ビートがトニーとバークのリズム隊で演奏されるというのは、想像しただけで鳥肌モノだ。

イギー・ポップの77年作『Lust For Life』収録曲“The Passenger”

それだけでなく、2人はブロンディやボウイの名曲も披露する予定だとか。『Lust For Life』はもちろん、2組の代表曲も予習して来日に備えたい。

バンドのボーカルはケイティ・パックリック。ブロードキャスターでありペット・ショップ・ボーイズのダンサーとして知られる彼女の、イギーやボウイ、デビー・ハリーの魂を受け継ぐパフォーマンスも楽しみだ。また、ギタリストのケヴィン・アームストロングは、デヴィッド・ボウイ/ティン・マシーンやイギー・ポップのバンドで活躍した名手。多彩かつレジェンドたちと縁の深いキャリアを持つメンバーたちが脇を固めているので、それだけでも期待が高まる。

なお、2人はツアーに向けて“Success”をリリースしている。この曲は『Lust For Life』収録曲の来日メンバーによるカバーなので、ぜひチェックを。

トニー・フォックス・セイルズ feat. クレム・バークの2022年のシングル“Success”

〈トニー・フォックス・セイルズ featuring クレム・バーク from ブロンディ〉は、ロックシーンに多大なる影響を与えてきた数々の名曲が豪な華バンドの演奏によってよみがえる、全ロックファン必見のステージだ。2月はぜひビルボードライブに駆けつけてほしい。

 


LIVE INFORMATION
トニー・フォックス・セイルズ featuring クレム・バーク from ブロンディ
Tony Fox Sales featuring Clem Burke from Blondie

2023年2月20日(月)ビルボードライブ大阪 ※中止
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
サービスエリア/カジュアルエリア : 9,000円/8,700円
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13808&shop=2

2023年2月23日(木・祝)ビルボードライブ東京 ※中止
1stステージ
開場/開演:15:30/16:30 
2ndステージ
開場/開演:18:30/19:30
サービスエリア/カジュアルエリア : 9,000円/8,700円
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13809&shop=1

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします
※本公演は映像収録が入る可能性がございます。お客様が映像に映り込む場合もございますので、あらかじめご了承ください
※ご来場前に必ず〈新型コロナウイルス感染症対策について〉のページ内の〈お客様へご協力のお願い〉をご確認ください
ビルボードライブ大阪:http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice_osaka.html
ビルボードライブ東京:http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice.html

■メンバー
トニー・フォックス・セイルズ(ベース/ボーカル)
クレム・バーク(ドラムス/バックグラウンドボーカル)
ケヴィン・アームストロング(ギター/ボーカル)
ケイティ・パックリック(ボーカル)
フローレンス・サベバ(キーボード/バックグラウンドボーカル)
ルイース・コヘイア(ギター/バックグラウンドボーカル)