マーカス・キングの来日公演が2023年4月17日(月)、18日(火)にビルボードライブ東京で開催される。

アメリカのロック&ソウルミュージックを受け継ぐ、グラミー賞のノミネート経験もある若き天才ギタリスト、マーカス・キング。米サウスカロライナ州グリーンヴィル出身で、マーカス・キング・バンドを率いる若きカリスマだ。

マーカスは、8歳になる頃に父や祖父、叔父たちと初めて一緒に演奏したという。そして、2013年に自身のバンド、マーカス・キング・バンドとしての活動を開始。バンドは、その活動を通じて、演奏力の高さやダイナミックなライブパフォーマンスで厚い支持を受ける存在に。

マーカス・キング・バンドの2016年のライブ動画

2017年、マーカス・キング・バンドは、〈FUJI ROCK FESTIVAL〉で初来日を果たし、渾身のパフォーマンスで観客を魅了した。また、2018年にはサードアルバム『Carolina Confessions』をリリース。同作はビルボードのブルースアルバムチャートで2位を記録するなど評判を呼び、マーカスはアメリカ南部音楽の系譜を受け継ぐ新たなスターとして一躍注目を集める存在になった。マーカス・キング・バンドについては2019年に来日した際の記事が詳しいので、そちらもぜひ読んでほしい。

その後、2020年にマーカス・キングは、ブラック・キーズのダン・オーバックと組んでソロデビュー作『El Dorado』を制作。同作は、各メディアから絶賛され、グラミー賞の最優秀アメリカーナアルバム賞にノミネートされた。

2020年作『El Dorado』収録曲“The Well”

さらに、単独でソールドアウト公演をたびたび開催。一方で、クリス・ステイプルトン、グレタ・ヴァン・フリート、ナサニエル・レイトリフといった志を同じくする大物たちとの共演も果たした。そんななかマーカスは、リック・ルービンの目に留まり、彼のレーベル、アメリカン・レコーディングズと契約する。

2022年8月には、ニューアルバム『Young Blood』を発表。1959年製のレスポールを手にしたマーカスは、埃を被った父のアンプにそれを接続し、ロックンロールのレコードを作ることを決意したのだという。再びオーバックとともにスタジオに入った彼は、これまで以上に直感的に作曲や演奏をし、アリーナを震わせるようなヘビーな快作を作り上げたのだ。

『Young Blood』収録曲“Hard Working Man”“Rescue Me”

そんな『Young Blood』を引っ提げて、マーカスがビルボードライブ東京にオンステージする。

マーカスといえば、やはりその強烈なパフォーマンスだ。惚れ惚れするテクニック、エレクトリックギターという楽器の魅力を熟知したプレイによる見事な出音、エモーショナルな表現が炸裂するライブは、生で浴びてこそのもの。さらに、滋味深くパワフルな歌声も、もちろん重要な聴きどころ。今回の公演は、新作の収録曲の演奏も楽しみだ。

2022年のライブ動画

若くしてアメリカンロックの威信を背負う獅子、マーカス・キング。彼が繰り広げる圧巻のパフォーマンスは、絶対に見逃せない。4月の2デイズは、ぜひビルボードライブ東京に駆けつけてほしい。

 


LIVE INFORMATION
Marcus King
マーカス・キング

2023年4月17日(月)、18日(火)ビルボードライブ東京
1stステージ
開場/開演:16:30/17:30
2ndステージ
開場/開演:19:30/20:30
サービスエリア/カジュアルエリア : 9,000円/8,500円
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13938&shop=1

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ビルボードライブ東京:http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice.html