アナログと配信でリリースされた5作目は、ネバヤンらしいフォーキーさで〈さあ リズムに合わせて 踊って見せて〉と軽やかに始まるオープナー“哀しいことばかり”からバンドのいいムードが早くも伝わって、“毎日幸せさ”では日常の違和感をシニカルに斬る安部勇磨の歌が耳をくすぐる。渋いアレンジで60~70年代の風を吹かせたりと、気ままな展開も愉快。