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ザ・ブー・ラドリーズら実力派の台頭と次世代を象徴したパルプ

また、表舞台からは縁遠いと思われてきた音楽シーンの実力派たちが、ブリットポップの大波とともに全英チャート上位に顔を出したのもこの年の特徴。キャスト(元ザ・ラーズのジョン・パワー)、ブラック・グレープ(元ハッピー・マンデーズのショーン・ライダーとベズ)、ザ・ブー・ラドリーズ、ザ・シャーラタンズ、ポール・ウェラー(元ザ・ジャム、元ザ・スタイル・カウンシル)らがこの年、アルバムで全英1位を獲得している。

CAST 『All Change』 Polydor(1995)

BLACK GRAPE 『It’s Great When You’re Straight... Yeah』 Radioactive(1995)

THE BOO RADLEYS 『Wake Up!』 Creation(1995)

THE CHARLATANS 『The Charlatans』 Beggars Banquet(1995)

PAUL WELLER 『Stanley Road』 Go! Discs(1995)

そして1995年といえば、ブリットポップで最も記憶に残る名盤の一つ『Different Class』をパルプが発表した年。この年6月にグラストンベリー・フェスの大トリを予定していたザ・ストーン・ローゼズがジョン・スクワイアの怪我で辞退、急遽パルプが代役を引き受け広大な会場を見事に沸かせたことは今も語り継がれる。そもそもブリットポップは、音楽ファンの世代交代が起こったムーブメントでもあった。あの頃のパルプの軽やかな泣き笑い系ギターポップは確かに、見事なほどに、マッドチェスターの次の時代を象徴していた。

PULP 『Different Class』 Island(1995)