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『SWAG』をさらに深く聴くためのサブテキストを紹介!

DIJON 『Baby』 R&R/Warner(2025)

ボン・イヴェールらと絡みつつ『SWAG』でもキーマンとして脚光を浴び、グラミーでは〈最優秀プロデューサー〉部門ノミネートされるまでになったディジョン。オルタナ性の核にある伝統性を見せた自作の完成度も踏まえ、『SWAG II』ではさらに多くを任されている。

 

DANIEL CAESAR 『Son Of Spergy』 Republic(2025)

前作『Changes』では“Peaches”に客演し、今回は“DEVOTION”の制作に関与するなど、ジャスティンとの縁を強める彼。越境を経た個性がトラディショナルへ向かう様子は今作からも明白だが、ここでもメインでプロデュースを手掛けるのはディラン・ウィギンスだ。

 

OMAR APOLLO 『God Said No』 Warner(2024)

オルタナな質感のコンテンポラリーR&Bということで『SWAG』を聴いて思い出したのが、ダニエル・シーザーとも絡んできたマルチな俊英。初作ではトバイアス・ジェッソが、こちらの2作目ではカーター・ラングとディラン・ウィギンスが制作に大きく関わっている。

 

NEW EDITION 『Heart Break』 MCA(1988)

“SWEET SPOT”でネタ使いされる“Can You Stand The Rain”が収録されているのは、ジャム&ルイスが80sコンテンポラリー作法の洗練を極めたこちらの名作。そもそもラルフ・トレスヴァントの歌い口がアッシャー師匠らを経由してジャスティンに継承されている。

 

SHAWN MENDES 『Shawn』 Island/ユニバーサル(2024)

持ち味は異なるものの、若くしてスターになった青年が内省を経て魂から削り出した作品として、こちらも思い出さざるを得ない。ジャスティンの“DAISIES”などのローファイ感にも通じる本作は、エディ・ベンジャミンが多くの演奏や共作をサポートしていた。

 

CARVIN WINANS 『Cool Gospel』 Blackground 2.0(2025)

説得力十分に『SWAG』のラストを飾る大御所マーヴィン・ワイナンズはソロ作品がないため、その双子の兄弟でもあるカーヴィンのソロ2作目をご紹介。90〜00年代R&B風味のクールなサウンドとジェントルな歌唱で都会的なゴスペルを聴かせる。