4年ぶりのアルバムがフィジカル化。冒頭曲から“ALL I CAN TAKE”(もう限界だ)と題し、本人を取り巻く状況や精神状態が反映された内省的な仕上がりだが、サウンド面では各コラボレーターの色が出た良作となっている。ヒット曲“DAISIES”をはじめとする4曲に関わった注目の新鋭ディジョンは“DEVOTION”では客演にも名を連ね、ダニエル・シーザーのギターに乗せて穏やかなカントリー・ソウルを紡ぐ。エレクトリックなR&B“First Place”に関わるのはインディーの雄ノックス・フォーチュンだ。痛みを吐露して現状と希望を綴るセラピー的な音楽であり、全体的なトーンは温かなメロウネスに満ちている。