初期スタイル・カウンシルと『Café Bleu』の時代から繋がる縦横の作品たち
ジャム“Beat Surrender”や“Speak Like A Child”で歌ったダービー出身のシンガー。レスポンドからの初作『Far From The Hurting Kind』(84年)と当時お蔵入りした85〜86年録音の『No Smoke Without Fire』はこちらにコンパイルされている。
ジャム〜TSCのレーベルメイトでもあったスコットランドのポスト・パンク・バンド。メンバーのジーク・マニーカはTSCの83年のシングル群でドラムを叩いている。解散後のジークはソロ作を残し、92年にウェラーのライヴ音源にも参加していた。
40年以上にわたって折々のスタイルで名品を聴かせるコンビ。チェリー・レッドでのデビュー・シングル“Night And Day”(82年)を気に入ったウェラーに誘われ、参加したTSCの“The Paris Match”でも主役として存在感を残している。
TSCのライヴやレコーディングで常連だったサックス奏者、ビリー・チャップマンが在籍していたロンドンのバンド(ディーC・リーも参加)。ジャズやファンクに根差したスタイリッシュなサウンドは、当時の横の繋がりを窺わせる。
TSC解散後のウェラーやタルボット、リーと縁を深めたドクター・ロバートが率いるバンド。こちらは英米で大ヒットした代表曲“Digging Your Scene”を含むソフィスティ・ポップの佳作で、TSCを離れたピーター・ウィルソンがプロデュースしていた。
こちらもピーター・ウィルソンがTSCと同時期に手掛けていた名仕事で、スコットランドのニューウェイヴ・バンドによる初作。全英6位を記録した“(Feels Like) Heaven”を筆頭に、後にソフィスティ・ポップと括られるスタイルの音像が楽しめる。
セントラル・ラインやワム!での活動を経て『Café Bleu』期からTSCのレギュラー参加者となり、ウェラーと結婚(後に離婚)して最終的には正式メンバーにもなったヴォーカリスト。この初ソロ作にはウェラーやカメール・ハインズが参加していた。
スタイルを審議することは〈渋谷系〉の姿勢に直結するわけで、その影響は“バスルームで髪を切る100の方法”などにも明らか。90年代に小山田圭吾の主宰したTRATTORIAはクエスチョンズのリイシューやタルボット&ホワイトを送り出してもいる。
TSCのライヴ・メンバーであり、“The Big Boss Groove”のバックでも歌っていたジェイ・ウィリアムソンは、ジェイ・エラ・ルース名義でTBNHの初代ヴォーカルを務めてもいた。オリジナルの“Dream Come True”で歌っているのは彼女!
グループ名からしてTSCへの敬意も窺わせる日本のユニットが、『Our Favourite Shop』のオマージュも絡めて発表したカヴァー集。ブロウ・モンキーズやTBNH、オマー、スライらの楽曲を取り上げた幅の取り方やセンスもTSC的だ。

全キャリアから選んだ曲をジュールス・バックリーの指揮するBBC交響楽団と披露したライヴ盤。TSC曲では“My Ever Changing Moods”と“You’re The Best Thing”を歌っていて、『Café Bleu』の重要性も光る。後者にはボーイ・ジョージ参加。









