エミリー・ブロンテの名作を原作とする映画「嵐が丘」にインスパイアされた新作は、監督のエメラルド・フェネルから直接オファーを受けたチャーリーが脚本に心を動かされて書き下ろしたという全12曲。映画本編で描かれる荒涼とした風景や登場人物たちの剥き出しの感情が、彼女らしい大胆さで重厚な音楽表現に昇華されている。文学的な格調を纏った壮麗な意匠も馴染みのフィン・キーンと組んで創作したもので、客演は冒頭の“House”に語りを入れるジョン・ケイルと“Eyes Of The World”に迎えたスカイ・フェレイラのみ。現象化した『Brat』に続く大注目の一手という意味では正解すぎるだろう。