キングレコードが「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の劇音楽を作曲した宮内國郎と冬木透に、それぞれの作品の交響曲化を依頼し、1978年にフルオーケストラで録音したLPレコードのSACDハイブリッド化。音楽のスケールの大きさと起伏に富んだ面白さは断然“ウルトラセブン”だ。明るく伸びやかな弦楽合奏、柔らかく歌う木管群、マッシヴな金管群、ダイナミックなパーカッション……実に胸が空くような音楽だ。ワーグナー、シュトラウス、ホルストなどの名曲からのヒントも随所に感じられ、クラシック・ファンは興味が尽きないところだろう。音質も目覚ましく、眼前に迫るオーケストラ・サウンドが圧巻だ。