師と仰ぐサム・クックのカヴァー集から7年ぶりとなる新作は原点に立ち返ったゴスペル盤。サムがいたソウル・スターラーズの名曲カヴァーを含むトラディショナルな内容で、シャウトも交えて力強く歌い上げる一方、ウィル・ダウニングを招いた自作曲やマンハッタンズ時代にも共演したレジーナ・ベルとのデュエットではスムース・ジャズ~R&Bアプローチでコンテンポラリーな側面も見せる。ふたりの息子とも共演。