radio Playwright
Playwriterたちが毎月交替でレコメンド盤をライティング!
今月のテーマ
「注目のギター入りコンテンポラリー・ジャズ(海外編)」
NYを中心に活躍するギタリスト、マイク・モレノのクリス・クロス・ジャズでのデビュー作。美しい音色、揺らぎや僅かな濁りを伴った浮遊感と、理智的な精密さが一体となったフレージング、現代最高峰の演奏。
ラージュ・ルンドによるクリス・クロス・ジャズでのサード・アルバム。最新作『Idlewild』(2015年)はこれに参加したメンバーからアーロン・パークスを除いたトリオ編成によるものだが、今作のメンバーがラージュの上品で洗練されたプレイを明晰に聴かせてくれる。
参加ミュージシャン皆が素晴らしいが、なかでもマイク・モレノのプレイが冴え渡る一枚。ソロもバッキングも凄すぎて、恐ろしいことになっている。心の底からこのような演奏をしてみたい!と思わずにはいられない。