Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、10月5日~10月11日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1R&B / HIP HOP
イラJ 『Illa J』 ポテトヘッド・ピープルらと組んだ新世代ソウル路線で、兄J・ディラの呪縛を完全払拭したソロ帰還作
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2JAPAN
SCHOOLZ 『OLD BAD FRESHMEN』 90sフレイヴァー濃厚なトラックに粘っこいラップがこびり付く初アルバム
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3JAPAN
yuichi NAGAO 『Phantasmagoria』 ファンタジーの語り手としてserphを追随する予感漂う楽曲詰まった処女作
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4POP / ROCK
キース・リチャーズ 『Crosseyed Heart』 ずっと好きな音楽を気の合う仲間と鳴らした豊潤で新鮮な響き持つ23年ぶりソロ作
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5JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
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6DANCE / ELECTRONICA
スウィンドル 『Peace, Love & Music』 Pファンクやレゲエにガラージ跨ぐグルーヴの理想型持つUK的折衷ソウル作
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7R&B / HIP HOP
トラヴィス・スコット 『Rodeo』 酩酊フロウと残響ビーツが織り成す深いヤバさに満ちた待望デビュー作
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8POP / ROCK
クライング 『Get Olde/Second Wind』 ケイト・ブッシュとPerfumeをフェイヴァリットに挙げるNYのギタポ・バンドの初作
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9OTHER
きゃりーぱみゅぱみゅ 『KPP MV01』 デビュー曲~最新シングルまで網羅&未発表映像も収録の初MV集
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10OTHER
「さよなら歌舞伎町」 染谷将太&前田敦子主演、歌舞伎町のラブホテルを舞台にした濃密な群像劇がソフト化
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11R&B / HIP HOP
デイム・ファンク 『Invite The Light』 レッチリのフリーら参加、〈ブギー・ファンク〉に軸足置きつつ新機軸披露した新作
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12JAPAN
仲井戸麗市 『CHABO』 ストーンズ風の楽曲などロック好きなら反応せずにいられない猥雑&力強い楽曲揃う13年ぶりソロ作
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13POP / ROCK
シャンタル・アクダ 『The Sparkle In Our Flaws』 ポスト・クラシカルとエレクトロニカ配合したネオ・フォーク揃う新作
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14POP / ROCK
カート・ヴァイル 『B'lieve I'm Goin Down...』 オルタナ世代ならではの音響も◎、これまで以上にルーツィーな新作
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15JAZZ
ダクラ・ブラス 『Gorilla Gorilla Gorilla』 ブリストルのジャズ・ファンク・バンドによるクールな映画サントラのような新作
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16POP / ROCK
スティーヴン・A・クラーク 『The Lonely Roller』 ミゲルらと並びオルタナティヴR&Bの新しい潮流感じさせる注目SSW初作
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17JAPAN
Carat 『IMAGINES』 セクシーなEDM調ナンバーと可愛くポップな楽曲とのギャップに萌える名刺代わりのフル作
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18POP / ROCK
ガール・バンド 『Holding Hands With Jamie』 ギャング・オブ・フォーらの系譜に連なる硬派なポスト・パンク盤
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19R&B / HIP HOP
グレイス 『Memo』 全豪No.1獲得済の〈恋と涙の17才〉カヴァーなどA・ワインハウスの影響濃いスモーキーな歌唱響かせる初EP
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20R&B / HIP HOP
タリブ・クウェリ 『Train Of Thoght』 ブラック・スター名義曲&カニエやDJクイックら名を連ねる未発表含むレア曲集
今週は、故J・ディラの実弟=イラJが、スラム・ヴィレッジやヤンシー・ボーイズの活動を経て7年ぶりに発表したソロ帰還作が1位に。ポテトヘッド・ピープルらカナダの若手と組み、エレクトロニックでメロウな新世代ソウル路線を確立。兄の呪縛を完全払拭した快盤となっています。7位のトラヴィス・スコット、11位のデイム・ファンク、加えて19位以降のグレイスやタリブ・クウェリと、今週は海外ヒップホップ/R&B勢が人気でした。さらに日本勢でも、都内を中心に活動するユニット、SCHOOLZの初作が堂々の2位にランクイン。90sフレイヴァー濃厚なトラックに粘っこいラップがこびり付く一枚です
3位には、菊地成孔に師事し、ビート・コレクティヴのEn-Tokyoにも名を連ねる電子音楽家、yuichi NAGAOの処女作が登場。6位にランクインしたUKのトラックメーカー、スウィンドルの新作含め、エレクトロニカやダブステップなどを軸にしつつ、さまざまなサウンドを折衷させた新時代ビート・ミュージックの良作が上位に入りました。また、キース・リチャーズのアルバムが4位。もはやロックンロールの現人神とでも言うべき存在ですが、23年ぶりのソロ作ということで、今回はいっそう注目されているようです。