Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、10月5日~10月11日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

 

今週は、故J・ディラの実弟=イラJ、スラム・ヴィレッジヤンシー・ボーイズの活動を経て7年ぶりに発表したソロ帰還作が1位に。ポテトヘッド・ピープルらカナダの若手と組み、エレクトロニックでメロウな新世代ソウル路線を確立。兄の呪縛を完全払拭した快盤となっています。7位のトラヴィス・スコット、11位のデイム・ファンク、加えて19位以降のグレイスタリブ・クウェリと、今週は海外ヒップホップ/R&B勢が人気でした。さらに日本勢でも、都内を中心に活動するユニット、SCHOOLZの初作が堂々の2位にランクイン。90sフレイヴァー濃厚なトラックに粘っこいラップがこびり付く一枚です

3位には、菊地成孔に師事し、ビート・コレクティヴのEn-Tokyoにも名を連ねる電子音楽家、yuichi NAGAOの処女作が登場。6位にランクインしたUKのトラックメーカー、スウィンドルの新作含め、エレクトロニカダブステップなどを軸にしつつ、さまざまなサウンドを折衷させた新時代ビート・ミュージックの良作が上位に入りました。また、キース・リチャーズのアルバムが4位。もはやロックンロールの現人神とでも言うべき存在ですが、23年ぶりのソロ作ということで、今回はいっそう注目されているようです。