Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、2015年10月のアクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
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2R&B / HIP HOP
イラJ 『Illa J』 ポテトヘッド・ピープルらと組んだ新世代ソウル路線で、兄J・ディラの呪縛を完全払拭したソロ帰還作
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3JAPAN
yuichi NAGAO 『Phantasmagoria』 ファンタジーの語り手としてserphを追随する予感漂う楽曲詰まった処女作
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4JAPAN
人間椅子 「苦しみも喜びも夢なればこそ〈現世は夢~バンド生活二十五年~〉渋谷公会堂公演」 記念ツアーの千秋楽がソフト化
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5R&B / HIP HOP
ショーン・プライス 『Songs In The Key Of Price』 新録や客演音源交えた完全ストリート・マナーの遺作ミクステ
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6JAPAN
SCHOOLZ 『OLD BAD FRESHMEN』 90sフレイヴァー濃厚なトラックに粘っこいラップがこびり付く初アルバム
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7R&B / HIP HOP
トラヴィス・スコット 『Rodeo』 酩酊フロウと残響ビーツが織り成す深いヤバさに満ちた待望デビュー作
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8POP / ROCK
キース・リチャーズ 『Crosseyed Heart』 ずっと好きな音楽を気の合う仲間と鳴らした豊潤で新鮮な響き持つ23年ぶりソロ作
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9JAPAN
にせんねんもんだい 『#N/A』 A・シャーウッドとR・ベッカー迎え偏執的な狂気をブーストさせた大傑作
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10JAPAN
moscow club 『outfit of the day』 ミツメのメンバー擁する4人組、ネオアコ直系の瑞々しい演奏にネット音楽の色も滲ませた新作
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11DANCE / ELECTRONICA
スウィンドル 『Peace, Love & Music』 Pファンクやレゲエにガラージ跨ぐグルーヴの理想型持つUK的折衷ソウル作
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12JAPAN
Pictured Resort 『Now And On』 大阪の4人組、イックバルら参加したネオアコ・ファン唸らせるメロウな初全国流通盤
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13POP / ROCK
エル・キング 『Love Stuff』 マーク・ロンソンら参加、存在感抜群のハスキー声でロッキン・ブルースなど歌いこなすデビュー作
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14OTHER
ジェフ・ミルズ 「Exhibitionist 2」 思考を音へと具体化する選曲&ミックス・スキルが圧巻なドキュメンタリー第2弾
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15OTHER
アレクサンドラ・スタン 「The Collection」 〈小悪魔ビート・プリンセス〉のエロくてカッコイイ初MV集
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16R&B / HIP HOP
ジミ・テナー&UMO 『Mysterium Magnum』 ドス黒いアフロ・ジャズ~ファンク煮えたぎる呪術グルーヴ渦巻く一枚
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17JAZZ
今泉総之輔 『凛』 グラスパー好きにも◎、トリオ録音+セッション音源収めたquasimodeのドラマーによる初ソロ作
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18JAPAN
柴田聡子 『柴田聡子』 山本精一が眩い表情引き出した、バンド・セットの楽曲を多く織り混ぜた静かなる意欲作
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19JAPAN
VA 『ソコカシコ 2015』 LUCKY TAPESや宮内優里ら擁するレーベル、RALLYE主催フェスの開催記念コンピ
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20POP / ROCK
デュラン・デュラン 『Paper Gods』 マーク・ロンソンらが共同プロデュース&ジョン・フルシアンテ参加した満艦飾なパーティー盤
1位は、東京を中心に活動するシンガー・ソングライター、石指拓朗の初作『緑町』! レヴュー記事公開後、週間ランキングで上位をキープしていた同作が、月間のトップに躍り出ました。丁寧なフィンガー・ピッキングと共に日々の風景や心の動きを描いたフォーク・ソングを10曲収録。11月度のタワレコメンに選ばれたEnjoy Music Clubの初アルバム『FOREVER』にもゲスト参加しており、これからますます注目を集めそうな新鋭です!
2位に着けたイラJのソロ帰還作『Illa J』を筆頭に、10位内はヒップホップ作品が目立つなか、4位には人間椅子の結成25周年ツアーの千秋楽を収めた映像パッケージ、8位にはキース・リチャーズの23年ぶりソロ作という、日英のロック・レジェンドの作品がランクイン。特に人間椅子は、レヴューの英訳ヴァージョンが公開されたことでチャートに再登場と、世界的な人気の高さが窺える結果です。また、moscow clubの新作、Pictured Resortの初作と、日本の新世代ネオアコ・バンド勢もトップ20に喰い込んでいます。