Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、2015年11月のアクセス・ランキングを発表します!
-
1JAPAN
赤西仁 『Me』 直球のEDMから真摯なバラードまで貪欲に攻める自主レーベル設立後の初アルバム
-
2POP / ROCK
エル・キング 『Love Stuff』 マーク・ロンソンら参加、存在感抜群のハスキー声でロッキン・ブルースなど歌いこなすデビュー作
-
3POP / ROCK
コンピューター・マジック 『Davos』 NYの宅録女子によるレトロ・フューチャリスティックなエレポップ楽しめる初フル作
-
4JAPAN
ぱいぱいでか美 『レッツドリーム小学校』――川本真琴、澤部渡、植野隆司らが楽曲提供した衝撃のファースト作
-
5JAPAN
石指拓朗 『緑町』 フィンガー・ピッキングで紡ぐ60s和製フォークの精神を現代に甦らせた語り口が甘く懐かしい一枚
-
6JAPAN
3776 『3776を聴かない理由があるとすれば』 富士の麓のご当地アイドル、DOOPEES思わせる初フル作
-
7POP / ROCK
VA 『We Love Disney』 アリアナやニーヨら大物集結、デヴィッド・フォスター総指揮のディズニー名曲カヴァー集
-
8JAPAN
灰色デ・ロッシ 『空-kara-』 血の色滲む“狂い咲き”や故ORITOの借景も含め生来の芸術家肌が開花した新作
-
9JAPAN
Enjoy Music Club 『FOREVER』 初期スチャダラを健全&より呑気にしたようなラップ被さるグッド・ポップ
-
10JAPAN
TOWA TEI 『CUTE』 健やかな創作意欲を結実させた、水原佑果や高橋幸宏らのエレガントなヴォーカル曲も最高な一枚
-
11OTHER
村上春樹 「職業としての小説家」 自身の考えを特有の比喩交え描いた、文芸誌での連載に書き下ろしなど加えた新エッセイ
-
12POP / ROCK
オーディナリー・ボーイズ 『The Ordinary Boys』 ジャムへの憧れ丸出しのネオ・モッズ・サウンド満開な9年ぶり新作
-
13DANCE / ELECTRONICA
フローティング・ポインツ 『Elaenia』 アナログ機材の深い鳴りと生楽器の息遣いが絶品、ソング・オリエンテッドな初フル作
-
14POP / ROCK
ナッシング・バッド・シーヴス 『Nothing But Thieves』 豪快なリフ閃かせつつUSアーバン・ポップの影響も窺わせる初作
-
15WORLD
マリナ・ファヘス 『Dibujo De Rayo』 浮世離れした夢想サウンドが可愛らしくも刺激的な〈ネクスト・フアナ・モリーナ〉の新作
-
16JAPAN
XINLISUPREME 『始発電車』 ざらつくサウンドの強烈な印象とメロディーの美しさに惹かれる3年ぶり新作
-
17JAPAN
Ryoma Maeda & Romantic Suiciders 『シンセサイザーガレージパンクバンド』 ギター&ベースなしで爆音掻き鳴らす初作
-
18DANCE / ELECTRONICA
ジャイアント・クロウ 『Deep Thoughts』 MIDIエレクトロニカ~チェンバー・ポップ好きには普遍的な良作にして怪盤
-
19JAZZ
ザ・ショッキング 『ALIVE!』 サッチモ〈聖者の行進〉や勝新オマージュ含めライヴで馴染みの曲メインにした笑激の新作
-
20OTHER
マウリツィオ・ポリーニ 「巨匠の手から」 若かりし頃の演奏を当時の貴重な映像と共に回想する初のドキュメンタリー
英訳版が公開されてふたたび注目を集めた1位の赤西仁の初作『Me』次ぐ勢いで2位を獲得したのは、LA生まれの女性シンガー、エル・キングのデビュー・アルバム『Love Stuff』。同作からのシングル“Ex's & Oh's”が現在ビルボード・チャートを急上昇しており、俄かに注目を集めています。パワフルなしゃがれ声と、マーク・ロンソンやジェフ・バスカーら才人が関わったモダンなブルース・サウンドが相性抜群。一度聴いたら耳を離れないキャッチーさもお見事なニューカマーです。
そして、3位のコンピューター・マジック『Davos』にも注目。日本のTVCMでもお馴染みの、NYを拠点に活動する宅録女子の初フル作です。コケティッシュなヴォーカルとレトロ・フューチャリスティックなエレポップ・サウンドが堪らなくキュート!
さらに、ぜひチェックしてほしいのは、13位にランクインしたフローティング・ポインツの『Elaenia』。英国人アーティスト、サム・シェパードのソロ・ユニットによる初作で、現代音楽やジャズの要素も窺えるアンサンブルで、複雑かつ美しいエレクトロニカ・サウンドを構築しています。