イギー・ポップが3月18日に新作『Post Pop Depression』をリリースすることが決定。同作から“Gardenia”の音源が公開された。
ソロ名義では、2012年の『Après』以来となる『Post Pop Depression』は、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジやイーグルス・オブ・デス・メタルで活動するジョシュ・ホーミとの共同プロデュースで、ベースに同じくQOTSAのディーン・フェルティータ、ドラムスにアークティック・モンキーズのマット・ヘルダースを迎えた4ピースで主に制作されたという。この“Gardenia”は、ジョシュのフリーキーなギター、グルーヴィーかつ重たいリズム・セクション、さらにイギーの唸る低音ヴォーカルがじわじわと迫ってくる、不穏でクールなロック・ナンバー。仄かに鳴らさせるシンセサイザーの音色や耳を引くハンドクラップなど、音響面でもジョシュのスタジオワークが効いている。洒脱なシャンソンやジャズ・ヴォーカルに挑んだ前2作も良かったが、やはりこうした路線のイギーを聴けるのは嬉しいところ。新作に期待が高まる!