Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、4月18日~4月24日の週間アクセス・ランキングを発表します!
-
1JAPAN
世木トシユキ 『西陽の影』 60~70sアメリカン&ブリティッシュ・フォークの空気感纏いつつ日本人的な歌詞乗せた柔らかい初作
-
2JAPAN
THE BASSONS 『WE ARE THE BASSONS』 ガレージ・ジャンク・ファンク!? ダースレイダー率いるバンドのヤバい一枚
-
3JAPAN
Linn Mori 『Invisible Vision』 欧州でも活躍するビートメイカーによるILL-SUGIやArμ-2らとも共鳴するビート集
-
4JAPAN
ONIGAWARA 『欲望』 嵐ばりのソウル歌謡や岡村ちゃん的青春ファンクなど持ち前のポップセンス注いだ2作目
-
5OTHER
食人ジャンル映画の新鮮な切り口! イーライ・ロス監督のユーモアと編集の巧さ際立つ傑作「グリーン・インフェルノ」がソフト化
-
6DANCE / ELECTRONICA
ザットマンモンクス 『Columbusing』 ムーディーマン×J・ディラ? 黒いグルーヴのビートダウン~ハウス鳴らす初作
-
7JAPAN
大森靖子 『TOKYO BLACK HOLE』 ミトや亀田誠治ら参加、かつてなくポップに生きることの美しさ歌った出産後初のアルバム
-
8WORLD
ナナ・ヴァスコンセロス 『ナナ=ネルソン・アンジェロ=ノヴェリ/アフリカデウス』 サラヴァからの名盤が2枚組で再登場
-
9JAPAN
成山剛 『novelette』 sleepy.abのヴォーカリスト、イマジナティヴで独創的な音世界見せる初ソロ作
-
10POP / ROCK
ヘイロス 『Full Circle』 スピリチュアルなウワ音使いに個性光る、ポーティスヘッド~XXの系譜継ぐトリオの初作
-
11JAPAN
Shout it Out 『僕たちが歌う明日のこと』 スリリングなファスト曲など堂々たる言葉と歌にもさらなる成長見せる新EP
-
12DANCE / ELECTRONICA
アンディ・ヴァズ 『House Warming』 モダンなディープ・ハウスへ音楽性変化させ、ボンゴなど生楽器も効かせた新作
-
13POP / ROCK
ブラック・ピーチズ 『Get Down You Dirty Rascals』 良い意味でフェイク感たっぷりなトロピカル作品
-
14JAZZ
ニコラ・コンテ・プレゼンツ・ステファニア・ディピエッロ 『Natural』 ボサノヴァ~ブラジリアンを優雅に披露した初ソロ作
-
15POP / ROCK
TVガール 『Who Really Cares』 LA発トリオの2作目はポップさと艶めくようなグルーヴ感増したブレイク必至の一枚
-
16JAZZ
アラ・ニ 『You & I』 ビリー・ホリデイ×ミニー・リパートンな歌声でしっとりとジャズやブルース歌唱した初作
-
17POP / ROCK
ニュートン・フォークナー 『Human Love』 心機一転の5作目はジェイムズ・ブレイク以降のムードとトラッド・フォークを融合
-
18WORLD
OKI DUB AINU BAND 『UTARHYTHM』 リズム隊や内田直之のミックス技術に支えられたアレンジの妙技光る5年ぶり新作
-
19R&B / HIP HOP
アレクサンドラ・スタン 『Alesta』 モホンビやインナら参加、トロピカル&ブーティーな極彩色のノリで聴かせる意欲作
-
20JAPAN
赤い公園 『純情ランドセル』 ソウル風味のダンス・ポップやオーケストラルなワルツなど活き活きと表現領域拡げた3作目
今週のレヴュー・アクセス・ランキングは先週に続いて、日本勢が上位を独占。新鋭シンガー・ソングライター、世木トシユキの初作『西陽の影』が2週連続で首位をキープしました。心地良さ満点のフォーキー・ポップ作で、老若男女問わずオススメできる一枚です!
その一方で、2位にランクインしたTHE BASSONSのファースト・アルバム『WE ARE THE BASSONS』のアクの強さもなんだか魅力的。日本語ラップ・シーンの支柱的存在であるダースレイダーを擁する3ピース・バンドで、耳に残るシャウトとソリッドなディスコ・ビートを重ねたポスト・パンクを鳴らしています。デヴィッド・リンチを彷彿とさせる悪夢的な世界観のミュージック・ビデオをレヴュー記事でチェック!
また、〈ムーディーマン×J・ディラ?〉というレヴューの惹句が興味をそそる、6位のザットマンモンクス『Columbusing』にも注目です。漆黒のビートや艶やかなエレピの音色はまさにデトロイト・ハウス、と思いきや、なんとUKのクリエイターによる作品とのこと。MCのタラークなどデトロイト勢が作品へと参加しており、ザットマンモンクスにとって、かの地のサウンドへの敬愛を上質な作品に昇華したアルバムと言えそう。レヴュー記事には全曲トレイラーを掲載していますので、ぜひ聴いてみてください!